この話は前にもした気がするのだけど。
まあ焼き増しで膨らませたブログなのでね。
自分の領分を知る
起こせることにだけ意識を向ける
僕は僕の意思の力が及ぼせる領域にだけ資源を投下します。人の心(評価)や偶然、結果などは僕の意思が及びません。言ってしまえば無関係。なのでガン無視。
自分の領分を越えた場所に思念を送り続けるのは体力と時間の無駄。
それどころか、それは心の目を盲目にして可能性を閉ざし機会損失を膨らませます。
身近な恋愛で例えてみます。
好きな人に話しかけること。
これは僕の意思でコントロールできます。さらに、そこからデートに誘うことも僕の意思で達成できる領域です。ただそこから先、その可否の返答までは僕の意思が及びません。なので「デートに誘う」戦略、行動に集中して、それ以外は無視すべきです。
デートに誘う前から「断られたらどうしよう」と相手の気持ちを想像してやきもきするのは体力と時間の無駄。
もし断られたのなら、そのトライはそれで終わりってだけ。死ぬわけではないし、二度とデートに誘えないわけでもない。何度でもトライすればい。
※ストーカーはダメ。正々堂々やる。
何度でもトライできる
戦略を練り直して再トライ。
断られた理由を考え抜いてその戦略の修正を繰り返せたなら、少しづつそれは洗練され、目的の達成は近づいてくるはずです。
やるだけやって相手の心を動かせなかったのならば、それは縁がなかったってこと。執着しても仕方がないので、素直に諦めて別の可能性に心を開くべきです。
ただ、僕の経験的統計が導き出した面白い結論は、手を尽くして諦めがついた頃に相手(ボクシング)が振り向いてれることです。
「世界チャンピオンになる」って欲求の解消の為に自分の経済的、社会的な影響力の範囲内でできることはたくさんあります。
自分の領分をわきまえず、単に「世界チャンピオンになる」という願望を思い浮かべている間は辛いんです。
恋愛も同じ。
「好きになって欲しい」って願望を頭に浮かべている間は辛い。
他の男に取られるのを見せられるハメになります。でも戰ってやれるだけのことをやれたのなら諦めもつく。
大切になるのが戦略。
当たって砕けろでもいいんですが、僕はやるからには成功確率は上げたいです。なので自分の願望を実現させる確率を高められる場所、タイミングを選定します。最後は流れ(フロー)を感じながら実践。
自分の意思の範囲内で起こせることに集中すれば心と体は動き出します。
「誰かがやってくれないかな」と自分の領分の外に意識を向けていると実現はしません。
ボクシングの実戦
恋愛おじさんではないのでボクシングに話を戻します。
大切なのは戦略を自分の意思の領域にまで落とし込むことです。
例えば「下がらない」。
物理的、生理的にそんなことあり得るだろうか?を考えます。
自分の意思の領分を越えていると感じたら、目標を刻みます。
下がらない→相手が前進できない→プレッシャーがかかっているという風に。
「プレッシャーをかける」なら有り得ると感じますか?
これはきっと、相手次第。まだ自分の領分ではありません。
さらに刻んでいきます。
プレッシャーをかける→心理的なプレッシャーをかける→ガードを上げて凝視
「ガードを上げて凝視し続ける」なら?
これなら意思で達成できることの範囲内です。
目標が自分の領分に収まりました。これなら不安はないはず。勝つか負けるかはあなたの領分ではありません。神が決めます。
あなたは実戦で「ガードを上げて凝視」に集中するだけ。
神の領分である「勝ち負け」を無視して、自分の領分を守れるか?または守れたか?で自分を評価できるなら、重圧や自責の念から開放されはずです。
後は「ガードを上げて凝視」が上手くなる練習を考えて実践。トライアル&エラーを繰り返していけば目的が達成できる条件は絞り出されていきます。
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