力を抜こうでは力は抜けない

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「強くなろう、ならば強くなろう」では強くなれません。この言葉の抽象的な倫理の構造を考えることは面白そうですが、具体的な言葉自体には同語反復的で重要な意味がありません。

「楽しみたい、ならば楽しもう」「強いのは天才(強い)だから」「パンチ力は才能(パンチが強い)」「努力できる人は気持ちが強い(努力できる)」とかも同じ。頻繁に耳にしますが。

強くなる為に努力し計画を遂行する、という結論を導くために要求される前提と論理がありません。これが所謂根性論です。どうすれば強くなり、どうすれば努力が継続できるのかという、スタートからゴールまでの道筋を選ばなければ。ただゴールを見つめて吠えているだけでは、何の進歩もありません。

同じように力を抜くにもどんな前提なら力が抜けるのかを考えなければならず、漠然と「力を抜こう」では本当に力が出せなくなるか、「力を抜こうと焦る毎に」却って力みが増します。

力を抜く為の前提が必要です。
その一つがオラオラする。
オラオラというのは「やってやんぞこのボケ」と感じること。「思う」と「感じる」は異なります。思っても力は抜けません。そう感じられたら体は勝手にダラダラしていきます。僕は闘争本能が感情に呼応してホルモン等を調節して筋肉を臨戦態勢にしているのだと思っています。

ちなみにオラオラして興奮すると勝手に目が据わって凝視になまりす。逆も然り、凝縮すると興奮してオラオラしてきます。

オラオラ感は戦う時に常に要求される感情ですが、この感情を引き出せる人は僕の観察だと1割程度です。子供の頃の経験不足が影響している気がします。本気で同世代と喧嘩したり、本気で大人に反抗したり。すぐにカッとなる思春期特有のムカムカの雰囲気と似ているというか。「思春期みたいな感じ」で伝わるなら話が早いんですよね。

あの経験は、大人になって要求される闘争本能を引き出してくれたのかなぁと。

もちろん大人になってもできるはずですが、大人は客観性が強いので、思春期のようにカッコつけたり、感情任せに怒るのが苦手で、常に冷静に物事を判断してしようとするので純粋な闘争心が引き出しにくいと感じます。

とにかく、力を抜く為にはオラオラする、が長濱拳法の一つの手法です。真面目にやるのではなく、不真面目くらいが強くなるには丁度良いです。

「は?知らねーよ。俺の人生だ、ほっとけバカヤロー」って思春期の感情と態度です。

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Die Hard – ダイ・ハード
この記事を書いた人

第41第東洋太平洋(OPBF)ウェルター級王者
元WBC世界同級34位
元WBO-AP同級3位
元角海老宝石ジム所属

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