林の中の像のように

プライベート
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3週間の合宿完了しました。
初体験ばかりで大変だった。でも毎日子供の頃のようにワクワクできて楽しかった。
日々の時間の全てを自分で支配できることに喜びを感じ、あれがない、これがないと無意識に抱えていた不要な執着が削ぎ落され、抑圧されていた心が解放されていくのを感じました。

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東京合宿終了

孤独に歩め

京大ボクシング部と一緒に練習したり、自分でボクシングの会場を用意してお客さんを集めたり、ボクシング大会「だれバト」の運営に参加したり、関西関東のボクシングジムを放浪しそのジムのトレーニングに参加してみたり。

「おもしれーの来たぞ!」って歓迎してくれるジム、「なんか面倒くさそうなの来たなぁ」ってジム。
大まかに二極化しました。

まあでも、歓迎してくれるジムはないだろうなって思ってはいましたし、大半は後者だろうってことは予想していましたので期待はしていませんでした。
歓迎してくたのが意外だったほど。

僕は僕がありのままでいられる方法を探していて、もしそれで孤独になるのなら、それはそれで。
日本以外に居場所を探せばいいと思って出発しました。

悪をなさず、求めるところは少なく

色んな人と会って、話ををして、僕がこれまで何を大切にしてきたのか、そしてこれから何を大切にしていくべきなのかがより鮮明になり、結果として僕にとって不要なものが浮き彫りとなりました。
僕の人生の優先順位の上位を占めていた強迫観念が一気に脱落し、ランク外へ。

「金がない、時間がない、頼れる人がない、環境がない」
これらは僕が誰かに植え付けられた得体の知れない強迫観念、執着だと気が付きました。
「自分以外に期待しても仕方がない、無いなら自分で創るしかない」と前向きに主体的に考えられるようになると、最終的には「自分でやるだけやって、失敗したら諦めもつく」と結果への執着すらも削ぎ落されました。

今回の旅で強く感じたのは物事は一長一短であること。
大きな組織は厳しい規律によって組織の足並みを揃えて、みんなで同じように行進することを求めます。それが既得権益者の流儀、価値観。
一方、小さな組織は既得権益者に挑戦する立場上、積極性が求められ、そのための柔軟さを備えています。
が、既得権益に利益を取られるため使える資本は小さい。

組織は論理的にこうなってしまう。これは世の道理で逆らうことはできないのでしょう。
であれば、資本があって個々が自由にやれる組織という夢物語を求めても仕方がありません。
後は自分が何を信じるか。いや、何を信じたいかです。

ただ、もしかしたらこの議論すら不要なのかもしれないと感じています。
なんとなく、僕が本当に欲しいものは心の内側にあるような気がしているからです。

林の中の像のように

「孤独に歩め 悪をなさず 求めるところは少なく 林の中の象のように」
僕が好きな攻殻機動隊の劇場版「イノセンス」に登場するブッダの言葉です。
高校生当時は「かっこいい」以外に感じることはありませんでしたが、経験を積んだ今、何となくブッダの言いたいことが分かるような気がします。

孤独を恐れる者は他者に迎合することでその寂しさを紛らわせます。
そうすることで一時的に安心はできるかもしれません。でも、その先にあるのは没個性による孤独です。
他者は個性を失ったあなたへの関心を示さなくなるから。
物理的には人に囲まれているのだけど、誰からも認められていない。精神的には空虚な状態です。
一方で孤独を恐れず自分自身の信念を貫く人は特異的で他者の関心を集めます。
そうやって、孤独から脱していきます。

金をケチって出し惜しみする人は金を呼ぶ出会い、アイディアのチャンスを失い続けるので、金が離れていきます。

時間を惜しんでアクセルを踏む人は事故によって時間を失う確率を上げています。

安定した生活へ執着する変化を嫌う性質は機会損失を生み、危機に脆弱になる行為だと説明することもできます。

人、金、物、安定。
執着すればするほど、それらは離れていき、逆に執着を捨てることでそれらが引き寄せられてくるという論理をブッダは発見したのでしょう。

仏教は煩悩(執着)を捨てよ、と説きます。
それが人の社会において幸せになるための方法だから、と。
何か、または誰かへの期待を捨て、悪事による近道を求めず、林の中の像のような悠然さで、孤独に歩め。
そうすれば、幸せに生きられるから。
ブッダはこう言っているのだと思います。

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この記事を書いた人

第41第東洋太平洋(OPBF)ウェルター級王者
元WBC世界同級34位
元WBO-AP同級3位
元角海老宝石ジム所属

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