二つの軸のスコープの違いに起因した踏み込みの違いを見ていき、横へ動く信仰の正体へ迫ります。
表層を捉えるな
股関節を支点とした骨盤の回転、一軸的な打者の射程
股関節二つと肩関節を支点とした二軸てきな 打者の射程
赤いものがスコープ。
左が一軸で右が二軸。
スコープの違いに起因した踏み込みの角度の違いがあります。
真っすぐスコープへ入れに行く一軸、斜めにスコープへ入れに行く二軸。
GGGは特にこの特徴が現れています。
正面に相手に対して外側へ踏み込んで右。
右のスコープへ入れるために10時の方向へ踏み込んでいます。
サウスポーは特に二軸による動きを好むはずです。
換言するとサウスポーと戦うなら、二軸のスコープが必要です。
よく横へ動けと言われますが、スコープが一軸なら横へ動けません。
スコープで捉えるために正面へ立ち前へ動くしかないからです。
二軸なら横へ動く意識は必要ありません。
「横へ動く」信仰の謎もここで解けました。
強い選手はスコープが二軸だから横へ動いている。
傍からだと”横へ動くこと”が大切なことに見える。
そうじゃなかった。スコープが二軸であることが大切だった。
横へ動く意識は必要ありません。スコープを変えましょう。
コメント