負けなんか認めんな、謙虚になんてなるな

よもやま話メンタル

負けを認めない、謙虚にならないメンタルトレーニングについてお話します。

僕はひねくれ者で負けは認めません。
何かしらテキトーに理由を探してきます。
大体が、その日は運が悪かったです。

負けを認めない哲学には僕なりの理由があります。

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人間は縄張り争いをしている

以下長濱説です。

人間はありとあらゆる行為を通してコミュニケーションをしています。
コミュニケーションとは仲良しこよしをすることではありません。
相手から主導権奪って群れの中の序列を決める行為です。

SNS、日常会話、営利活動、文化活動。
社会的なコミュニケーションは縄張り争いの一環です。

SNSを思い出してください。
綺麗に装飾された言葉の裏に隠された言外の意図を感じることはありませんか。
自分を大きく見せることで、あなたから主導権を奪おうとしているんです。

僕がSNSで行っているのはボクシングという群れでの主導権争いです。
僕の知識や経験を共有しているのも、あくまでもその一環。
あの手この手を駆使してボスになろうとしているだけです。

会社や学校で行われる日常会話もそうです。
特に順位が決まっていない群れでは主導権争いは激しくなります。
しかし一度序列が決まってしまえば。

それに従って遺伝子が役割を与えます。
「ボス」と「従順なしもべ」。

群れにボスが一人も二人もいたら大変なんです。
群れがばらばらに砕けてしまうような種は、他の安定的な群れを作る種との生存競争を勝ち抜けず自然界に保存されません。
また群れの中でいつまでも負けを認めない個体は怪我が絶えず、群れの中で保存されません。
ボスと徹底的に戦いその座を奪い取るか、ボスのおこぼれに預かるのかに生存戦略は分かれます。
群れの大半は後者です。

補足
現代では群れの争いで致命傷になることはめったに起こらないので、負けを認めると損だけを被ることになります。

自然は統率された群れを好みます。
その性質のある遺伝子を選びだそうとします。
一度負けを認めて屈服すると、群れの秩序を保つ遺伝子(個体としては怪我しないように)が発現しホルモンを分泌、心身を弱体化させ、群れのボスに従順になるように仕向けるはずです。

遺伝子は僕達の思考や感情を常に監視しています。
僕達が本心で負けを認めた瞬間に、僕達の体と心を従順なしもべへと作り変えるためです。
簡単に勝負を諦める心(負け癖)、挑戦を嫌う心(逃げ癖)が芽生え、次の勝負でも勝てなくなり、勝てない負の連鎖が起こります。

補足
当然勝つ循環もある。
社会では勝つ奴は勝ち続けている。
負ける奴は負け続けている。
ボスの役割を与えられたなら、遺伝子は勝つために必要な知性と体力を授けるから。

負け癖のついた人は声が上ずって(裏声みたいに声が高い)、相手の機嫌を窺うような態度を取ります。
半笑いで服従の意思を示します。
無意識にです。

謙虚な人は強い。
本当でしょうか?
本当に謙虚な人は闘争なんかしません。「僕が勝てるはずありませんよ」って戦う前から勝負を捨てて逃げていきます。闘争は意思の押し付け合いです。相手を徹底的に否定するんです。
闘う奴が謙虚であるべきだなんて矛盾していますよ。

強い人ってのは肥大化してむき出しになりそうな自尊心を押さえつけて、他人を不快にさせないように振舞える程度の感性を持ち合わせている人、貪欲に何でも欲しがる人だと僕は思っています。

強い人はみんな自分が一番だって思っていますよ。
でもそれを見せつけると不快にさせて群れの中で不利になるんで、隠しているだけです。
それくらいの感覚、知能がないと心理戦で勝てません。
なんでも、誰からでも学ぼうとするのは謙虚だからじゃありません。
貪欲、強欲だからです。欲が剝き出しなんです。奪いたがっているんです。
謙虚になれなんてのはあなたを押さえつけて服従させたい奴らか、自らの弱さを謙虚の一言で虚飾したい奴らの論理です。

謙虚って言うとなんだか綺麗で美徳って感じがしますけどね。
綺麗ごとじゃ強くなれんのですよ。
年上だろうが格上だろうがトレーナーだろうが、食ってかかるくらいじゃないと。
「おい!それ本当だろうな!俺はこう思ってんだけどな!」って指導者に食ってかかるくらいじゃないと。

補足
失敗を認めないってこととか弱さを認めないって意味ではありません。
失敗は失敗として認識すべきですし、弱さを認められなければ強くはなりません。
言いたいのは誰が相手であろうと「あいつには適わない」「4回戦がこんなのは生意気だ」なんて思って負けを認めるなってことす。
年上だから、格上だからって遠慮するなってことです。
闘いになったら無礼と言われようが徹底的に痛めつけて主従関係を叩きこまなきゃダメです。
徹底的に痛めつけた後で、謙虚な振りをしてください。

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この記事を書いた人

第41第東洋太平洋(OPBF)ウェルター級王者
元WBC世界同級34位
元WBO-AP同級3位
元角海老宝石ジム所属

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