ロイ・ジョーンズのの首振りディフェンス

よもやま話技術

このディフェンス見たことがありますか?
一流選手だと当たり前にできます。

本題は首を首を回して避けることではありません。
その程度なら4回戦でもできます。
このディフェンス、奥が深いんです。

批判的な見方もありますが、僕は世界チャンピオンを目指すなら基礎基本だと考えています。

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重心を隠す

このページでやっています。
顔面の重心が相手からまともに見えるのはとても危険なことです。

ジョーンズのディフェンスハイライトが非常にわかりやすい。
こんなお手本のような動画が探せばすぐに出てくることは本当にありがたい。
学習が捗ります。

ジョーンズはビビッてパンチから顔をそむけているわけではないと思います。
あくまでもディフェンスとしてやっています。

首振りディフェンスができるとジョーンズの動作の意味が理解できるようになります。
大切なのは顔面の芯を隠すってことで、このディフェンスを習得する過程で芯の隠し方、インサイドでのポジショニングを理解できるようになります。

銀メダリスト、オールタイムPFPにも名を連ねるジョーンズが非合理的なディフェンスをするはずないんです。非合理的な戦術が勝ち抜けるはずないんです。
できないとジョーンズの動作の合理性が分かりません。

ジョーンズと戦うとこのディフェンスのせいで当たっているようで芯に当てきれないもどかしさを覚えるはずです。
当たっていても重心を外されると手ごたえがなく効かせられません。

首振りからのカウンター

必要最小限の動作に由来した高速のカウンター。
首振りディフェンスの分かりにくい長所があるからこそ実現できます。

そしておそらくその利点は一般的に言われている欠点を大きく上回るだろうと僕は考えています。

「顎を上げるな」を上回る利点があるからこそモンスターもメイウェザーも「顎が上がる」はずなんです。

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Die Hard – ダイ・ハード
この記事を書いた人

第41第東洋太平洋(OPBF)ウェルター級王者
元WBC世界同級34位
元WBO-AP同級3位
元角海老宝石ジム所属

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