「ガード上げる」「大振りしない」「顎が上げない」 本当に大切なことはそこじゃないんじゃないんだぜ

よもやま話
よもやま話選手分析

パッキャオ、タイソン、メイウェザー、ジョーンズ。

成功どころかボクシング史上でも屈指の実績とパフォーマンスの選手達です。

ジムで教えられる基本の枠から離れた動き。

パッキャオの動きなんて足も手もバラバラ。
めっちゃくちゃもいいとこ。

メイウェザーもガードは低いし上を向くぐらい顎が上がる。
パンチは平手打ち。

ロイ・ジョーンズも腕を下ろしてふにゃふにゃと大ぶり。
首の回転だけでディフェンスしようとする横着さ。

タイソンもオフガードでフックを振り回している。
いや大振りしかしねぇ。

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パッキャオとタイソンとジョーンズとメイウェザー 

見出し入れた選手達は俗にいう「ガードが低い」「大振り」「顎が上がる」といった特徴があります。
でもボクシングの伝説です。

天才だからできるのでしょうか。
そうかもしれない。

でももしかすると違うのかもしれない。
運動の大枠を外さなかった。

いや、外さなかったのではなく細部を省いでもこの大枠の中心に居座った。

伸張反射を使ったしなやかな動き

上記の選手は脱力したしなやかで力強い動きが特徴的です。
型にはまらないめちゃくちゃな動きでもあります。

どうしてめちゃくちゃなのに強いのか。

脱力できる姿勢

大切のは力が抜ける姿勢です。
筋力で支える姿勢では力が抜けているようで抜けていません。

「ガードを上げよう」とか「姿勢を落とそう」、「膝を曲げよう」と意識してはダメです。

緊張により身体に本来備わった連動性が失われ、筋肉の強力な収縮を起こす伸張反射と末端を加速させる運動連鎖を起こしづらくなります。

普通に立つだけでOK。
ふぅーっと息を吐いて力が抜ける立ち方です。
パンチを打ち始めると、ディフェンスを始めると股関節を使うために自然とスタンスが広がっていくはずです。

逆にガードを上げ、膝を曲げて、踵を上げ立ち、ふぅーっと力を抜こうとしてみて下さい。

その脱力感と普通に立ったときの脱力感をくらべてみてください。

細部にこだわってはいけません。
長期的に大きなマイナスになります。

真っすぐ立って力を抜く、自分の体重を感じる。
これができることは最高の技術です。

ボクシングは芸術性を競う競技じゃありません。なのでフィギュアスケートのような芸術点はありません。
ガードを下げても顎を上げても減点されることはないんです。
パンチを当てる上手さを競う競技です。

スピードとパンチ力こそが最大の抑止力でありディフェンスであり技術です。
動作を鋭利に。
パンチの動作を限界まで研ぎ澄ませてください。
当たれば終わるという心理的な抑止力はガードを上げる、顎を引くなんかよりはるかにディフェンスとして高い効果があります。

本当に大切なことは細部じゃありません。
何も知らない指導者は「ガードを上げる」「顎を引く」「大振りしない」なとの古くから伝わる教義にしか目がが向きません。

まず覚えるべきは股関節主導による全身運動、全身の連動です。

細部に拘るあまり、大枠を外してしまうことをしてはいけません。

形骸化した教義だけを守ることに意味はありません。

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Die Hard – ダイ・ハード
この記事を書いた人

第41第東洋太平洋(OPBF)ウェルター級王者
元WBC世界同級34位
元WBO-AP同級3位
元角海老宝石ジム所属

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