
身体を推進する使い方ができると間違えてほしくないので、補足します。
既述のように母指球で荷重しようとすると膝が屈曲するので、大腿四頭筋のブレーキを働かせる筋力が発揮しやすくなります。
さらに、身体を推進する作用のあるふくらはぎの腓腹筋、裏腿の大殿筋とハムストリングスも縮む筋力が発揮しづらくなります。
そもそも身体を推進するために用意された構造ではないので、母指球で荷重して身体を推進しようとすると無理が出てきます。
僕は身体の推進以外でも上半身にブレーキをかける時も大臀筋とハムストリングスで行うようにしています。

何故かと言えば、ハムストリングスは股関節を伸展するからです。
足が地面に着いている場合は上半身を起こすような力が加えられます。
つまり上半身にブレーキをかけられるので拳が加速します。
それに筋が伸張されるので、伸張反射も起こせますし、骨格で身体の勢いも止められます。

ジャブの方が分かりやすいかもしれません。
こんな風に脚を伸ばしたまま軸足を接地させると、臀部の筋の伸張反射で上半身が起こされるのでブレーキ効果で拳が加速します。
加えて脛骨から大腿骨にかけてが真っすぐ地面に接地するので、脚が固い棒のようになり地面反力他の力に干渉させずに上半身のブレーキに使えます。
これも母指球でやろうとすると体の勢いを筋力で止めなきゃならないんですよね。
まとめ
母指球で立とうとするとどうしても膝が曲がります。
僕は踵立って脚を張った方が臀部の筋を使えて、且つ骨格の構造で体重(衝撃)支えらえれるので推進とブレーキの両面において理にかなっていると思うんです。
もし母指球で立つ合理的理由を知っていれば是非コメント欄で教えてください。

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