【行動力】決断力を高める【UP】

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YouTubeのコメントでご質問のあった「優柔不断な性格の改善」への僕なりの回答をしてみようと思います。
優柔不断な僕には優柔不断に対するいくつか僕なりのアプローチがあります。

ボクシングにおいて決断力とか行動力は勝負強さに繋がります。
ピンチを上手くしのぐことで疲労した相手への逆襲を成功させることもあれば、効かせた場面で躊躇して千載一遇のチャンスを逃すこともあります。

そしてこれはボクシングだけに限らないと思います。
「決断ができないとか先延ばしにしてしまう」と言う悪癖はあらゆる勝負において、ひいては人生において悪影響を及ぼしてしまいます。

今回の記事は僕自身の優柔不断を直し行動力を高める為の考え方と実践方法です。
「優柔不断を直したい」とか「行動できずに悩みが増えてばかり」、「今、決断しなければならない」という方の参考になればと思います。

記事の最後の方で参考にした本も紹介しているので、気になった方は読んでみてください。

長いので結論から言ってしまうと4つの方法です。
『何かを得る代わりに捨てるものを決める』『損失を嫌う本能を利用する』『選択肢を7つ以下に抑える』『直感に浮かんだものを信じる』です。

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決断の速さこそが人生の充実度

僕はこんな風に考えます。
「あれをしようかこれをしようか」と悩んでいる時って少しも幸せじゃありません。
少なくとも僕はそうです。
僕が幸せだと感じるのは「これをやる」と決めてからとにかくそれに邁進している時です。
どれだけ挫かれようともどれだけ困難であろうとも、その瞬間にこそやりがいと幸せを感じるんです。
過去を悔やんでいたり、未来を不安に思っている瞬間には全くと言っていいほど幸せがありません。

今に集中する方法

ボクシングは傍から見れば収入も低いし、苦労の割に報われないように見えると思います。
それでも僕はボクシングをしている時が一番幸せです。
ボクサーでも役者でも音楽家でも科学者でも経営者でもくよくよと迷っている間は少しも楽しくないはずです。
やると決めて努力している時が最高に幸せな瞬間なんです。
僕は本気でそう考えています。

だからこそ、決断を迅速に行ってとにかく前へ進められる人は、他人からはどう見られていようとも本当に人生が充実しているはずだと思います。

決断がすべてのスタート地点

普通に生活していても色んなことが頭に浮かびますよね。
「好きな人と仲良くなりたいなー」とか「あれ食べようかなー」、「勉強しなきゃなー」「ボクシングジム通おうかなー」などなど。

僕は些細なことから人生に関わることまで色んなことが常に頭の中を錯綜しています。
何か新しいことを始めたいなーなんてしょっちゅう考えます。
基本的には悩んで終わることが多いです。

しかしながら、いくら考えてもいくら悩んでも、それだけではスタート地点にすら立てていないことを肝に銘じています。
「ボクシングを始めたいなー」とか「ボクシングの為に勉強しなきゃなー」とか「新しいトレーニングや理論をまなばなきゃなー」と考えているのは、ただただスタート地点を眺めて、他の人がスタートを切るのを見ているだけに過ぎないんです。

僕は決断の速さこそが物事の達成の速さであると考えています。

「ボクシングを始めようかな」と心に浮かんできて、そこからボクシングを始めようかどうかを迷っている時間はボクシングが上達しません。
初めてすらいないのだから当然です。

「ボクシングを始めようかな」と浮かんだ瞬間にジムを探しだし、体験入会の申し込みまでやった人は早ければその日のうちにボクシングが上達し始めます。

これはボクシングに限りません。
「何か始めようかな?」「何か始めたいな」と思った時点で決断し行動を開始できる人とそうでない人は次の日から差が出始めます。
仮にその決断が失敗であったとしても、その人はその失敗から得られた学びを他のことへ活かすことができます。

もしも最終的にその二人が世界チャンピオンを目指す決断に行きついたとすれば、ジム選びどころかボクシングを始めるかどうかをグダグダ悩んでいた時間で大きな差をつけられてしまうはずです。

「思った成果が得られなければやめて次に生かせばいいや」程度の気持ちの人の方がどんどんノウハウを蓄積できるので、スタートを切るたびに出だしが速くなっていきます。

人生は決断の連続

人生は決断の連続です。
人の決断の回数は一日に数千とも数万とも言われています。
決断というと重々しいですが「練習しよう」「勉強しよう」「この本を読もう」「これ食べよう」など些細なことであっても決断です。
そして頭に浮かぶ悩みのほとんどは毎回同じ内容なんです。人はほとんど同じことを延々悩んでいます。

もしも人が数万回も一日に決断を下しているのなら、即断即決できる人とそうでない人の差は1か月どころか一週間で絶望的なまでに広がっていきます。
ボクシングを始めるかどうかをグダグダ悩んでいる間に、即断即決の人は海外での試合が決まっているかもしれません。

既述のように決断の速さの違いは1年足らずで圧倒的な差を生み出します。
僕はこの決断の迅速さこそが人の最終的な才能(結末)を決定する大きな要因であると考えています。
しかし、僕は最初からそう考えていたわけではありません。

圧倒的なスピードで成長する選手と自分を比較して、目に見えない「決断力」こそが天才と凡人を隔てる圧倒的な壁なのかもしれないと段々考えられるようになってきたんです。

強くなる選手は大切なことであっても傍から見れば軽々しく決断を下します。
でも僕はこの決断力の差こそが実力の差に繋がると今では考えています。

例えば辛い練習で、最初から「全力でいく」と決断できる人と最初は「様子見でいく」と決断する人とでは1年もすれば勝負にもならないような大きな差がつくはずです。

何を捨てるかを決める

とはいっても簡単に決断できるわけありませんよね。
僕は決断するのが大の苦手です。

決断には多大な勇気が必要になるし、決断によって何かを得るためには何かを捨てなければなりません。
あまり言及されることはありませんが、これが決断を躊躇させる大きな理由であると僕は考えています。
何かを手に入れる決断をするということは、その代わりに何を捨てるかを決断しなければならないということです。
人間は本能的に損失を嫌います。
何かを得るより何かを捨てる時の方がストレスを感じます。

加えて人は歳を重ねれば重ねるほどあれやこれやと色んな持ち物が増えてしまいます。
捨てられない大切なものばかりです。
何を捨てるか決めるかも容易ではなくなっていきます。

決断を邪魔するもの

僕は決断を下しやすくするためにまずは決断を邪魔するものの正体を炙り出しました。

それは常に本能です。
僕はこのブログでメンタルの弱さとは自分自身の『感情』に屈することであると説明してきました。
本能とは感情のことで、感情とは思考とは正反対の短期的な戦略です。

人間の脳は超絶賢いので何かを実現したいと思った瞬間に勝手に選択肢を用意しています。
例えば強くなりたいと考えた瞬間に「本を読む」「理論を学ぶ」「大手ジムへ行く」「youtubeで検索する」は瞬間的に頭に浮かぶはずです。

しかしながら、それが浮かんだ瞬間に感情がそれを消し去ろうと邪魔をしてきます。
感情は本能による思考なんです。
本能は命の危険を感じるまでは現状維持に努めます。
人間が動物であった頃は感情に従うことが生存の近道だったからです。
自然界では自分自身の資源(時間や体力)を費やすことはリスク(不確実性)が大きすぎます。
だからなるべくコストをかけずに生きていきたい=現状を維持したいと考えます。

しかし、知らなければならないのはそれが古い自然界のルールであることです。
人間社会では死ぬほどのリスクなんてほとんどありません。
そんなルールは通用しないんです。
決断力や行動力を高めるには、まずはそれを理解することが前提になります。
感情に支配されるのは不利なルールの元に戦っていることだと。

本能により、僕達はある決断を行う時にはそれがまるで人生を左右するほど重要なこだと感じてしまいます。
さらにその決断が失敗した場合、得られるものが何もないとも。
実際にはそれが些細なことで、仮に決断を失敗したとしても得られるものが多かったとしてもです。

それは単純に自然界のルールに従ってしまっているんです。
昔の人類が生きていた密林とかサバンナでの失敗は死を意味していました。

決断を迅速化するテクニック

前置きがずいぶん長くなってしまいましたが、以上の知識を前提として決断を迅速化するテクニックを紹介します。
色んな方法を考えて実践してきましたが、中にはほとんど効果を感じられないものあり、今回は僕が実践して効果が高いと感じた方法に厳選しています。

人間の損失を嫌う性質を利用する

既述の通り人間の本能は利得より損失を基準に動きます。
決断をする時の動機の大半は「損だけは絶対にしたくない」です。
人間が行動を起こす動機は基本的には成功談や伝記なんかでよく聞く「崇高な理想」ではありません。
人間の行動原理は「損だけは絶対にしたくない」です。

僕は人間の損失を嫌うという性質を利用して動機を作り出します。
練習中や何かに取り組むのに必要な動機は「世界王者になる」ではなく、「才能を無駄にしている」とか「俺の才能が世界に認められないのはおかしい」です。
「まだ無駄にしている、まだまだ少しも使いきれていない」と練習の動機が湧いてきます。
これが『思考の癖』にまでなってくると大きな原動力になってくれます。

決断を行う時も「あれが欲しい」ではなく、「あれを失いたくない、俺のものであるべきだ」と考えるようになってきます。

選択肢を減らす

正しい選択を行おうとしてすべての選択肢を抽出しようとしてしまいがちですが、それは間違いです。

人間は選択肢が7つ以上ある場合、決断をしない確率が高くなるからです。
人間の『作業記憶(ワーキングメモリ)』はとても小さく、平均して7つ以上の項目を脳内に配置できないからだと言われています。
脳の仮想空間に配置できないので、当然優先順位がつけられなくなります。
無理やり頭の中に配置しようとするのはコストです。
現状維持に努める本能が働いてしまって決断自体を放棄させようとします。

この作業記憶の限界が『ラッキー7』『北斗七星』『七福神』『7つの大罪』『世界の7不思議』など『7』にまつわる数字が異様に多い理由の裏付けであると僕は考えています。
これ以上は脳内に配置できず人の心、ひいては伝承として残り難いはずです。

僕は沢山の選択肢から決断しなければならない状況であれば、その選択肢を意図的に7つ以下に削減します。
優劣がつけられなくても無理やり放棄します。

選択について科学している本です。
あえて選択肢を減らすという直感と反する合理的な方法がとても参考になりました。

直感に従う

直感に従うのも一つの手です。
根拠のない俗説でもなんでもなく脳科学的に証明された方法です。
人間の無意識は常にその人の行動を観察し評価しています。
直感は無意識が集めた、これまであなたがとってきた行動の抽象度を高めた統計です。

つまり直感に従うのは一見すると非合理なようでいて、実に合理的な決断の方法なんです。

直感が働く(感覚が起こる)のは約2秒だと言われています。
その間に決断しないと、色んな感情のノイズが流れ込んできます。
僕はあれこれ考える前にこうしたい直感的に思いついたものを忘れないように頭に残すようにしています。

まとめ

決断の迅速さこそがその人の才能(結果)を決める大きな要因です。

決断をしたいなら何を捨てるかを決めて、「あれが欲しい」ではなく「あれを失いたくない」と考えた方が動機が働きやすくなります。

直感に反しているようですが選択肢をできるけ減らすと、決断しやすくなります。

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この記事を書いた人
ストイック長濱

第41第東洋太平洋(OPBF)ウェルター級王者
WBC世界同級34位
WBO-AP同級3位
角海老宝石ジム所属

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