OPBF王者が井上尚弥を分析

戦略
戦略選手分析
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井上尚弥

日本最強でThe RingのPFPランキング第3位。
既に別の内容で解説していますが、もう一度やります。
スピードとパワーは当然知られていますが、それだけでKOを量産できるほどボクシングは甘くありません。
今回は僕なりの視点で井上尚弥選手を分析します。

決定力

井上選手の決定力は半端じゃありませんね。
でも先ほど述べたようにパワーだけでKOすることはできません。
その理由を分析していきます。

ジャブ

井上選手のジャブは強いですね。
ハードジャブとかパワージャブとか呼ばれます。
ほとんどモーションはなく相手はジャブがいつ来るのか読めません。
当たります。
そしてこの強いジャブがあるからこそ以下のパンチが当たります。

ワン・ツー

ジャブを嫌がってジャブのディフェンスに意識が集中してしまいます。
すると右の警戒心が薄れてしまい、右への反応が遅れてしまいます。
強いジャブがあるからこそ右が当たりやすくなります。

スリー・ツー(左フック・ストレート)

左フックからの右ストレートです。
ジャブを囮にして左フックを当てます。
そしてすぐさま強烈な右ストレート。
これだけでもえげつない完成された攻撃ですが、まだあります。

ボディーブロー

顔面への攻撃を防ごうとガードを上げるとボディーががら空きになります。
そこへ強烈な左フックを叩きこむ。
しかも一発で悶絶する威力です。

このボディーを警戒して下を守ると顔面が凹まされます。
完成された戦略です。

今回分析して分かるように井上選手の決定力は強いジャブを起点として色んなコンビネーションがり、その相乗効果を生み出すのがボクシングに限らず戦略において重要です。

スタミナ

強くパンチを打ったり速いフットワークを使ってかなりスタミナを消耗するはずですが、最後までガクッと落ちることはありません。
これも集中の持続に繋がるで後半にダウンを奪ったりKOすることもできます。

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Die Hard – ダイ・ハード
この記事を書いた人

第41第東洋太平洋(OPBF)ウェルター級王者
元WBC世界同級34位
元WBO-AP同級3位
元角海老宝石ジム所属

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