腸腰筋

運動理論

膝が曲がる その九

歩き打ち 腸腰筋が太い場合はカネロやメイウェザーのように構造的に脚が伸ばされる。 下の図の真ん中の骨格になる。大臀筋が大腿骨に巻き込まれて股関節の力が強められ、かつ膝関節は伸展位に固定されて (大腿四頭筋の短縮)伸展能力が弱まる。 すなわち...
戦略

カネロやメイウェザーの振り子歩き

彼らが同じような技術を共有している理由を考えた場合は、やはり 1.股関節が強い 2.防衛本能に素直に従っている(隠れる) が考えられます。 人体とボクシング、という制約下においては、振り子歩きはボクサーの取り得る最適解の一つなのでしょう。 ...
メンタル

膝が曲がるその八

歩き打ち 腸腰筋が強い場合は必然的にカネロやメイウェザーのように脚が伸ばされる。 腸腰筋が弱い場合は逆の作用が起こるからしたのような姿勢になる。この場合は重心が下がる。 重心が上がると物理的に動きにくくなる、すなわち歩くだけが大変になる。 ...
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技術

膝が曲がるその七

股関節ロック 腸腰筋が強い⇒骨盤前傾⇒股関節ロック⇒斜め推進⇒二軸打法 の連鎖反応が起こると考えられます。おれを真だと仮定した場合は、推移関係より 腸腰筋が強い⇒二軸打法 が成り立ちます。 「腸腰筋が強い」ことは「合理的な打法」を包含してい...
未分類

膝が曲がるその六

カウンター 再三述べているのでここでは詳しく言及はしませんが、 腸腰筋が強い→股関節ロック→強い反発と推論でき、これが真なら腸腰筋が強い→強い反発 という推移関係が成り立ちます。 強く股関節ロックが起こる場合は、接地した時の床反力を大きくし...
よもやま話

膝が曲がるその四

続き。 姿勢と技術 骨盤が前傾すると脚が伸ばされることはその三で説明しました。詳しくは上のリンクを見てください。 今回は骨盤前傾と上のゴロフキンの踏み込みとの関係、そして、骨盤が前傾しないことが導く非合理の自己増殖についての長濱説を述べます...
技術

チェックフックのやり方

上に載せたチェックフックに同じ規則性があります。これから帰納するなら腸腰筋がチェックフックの重要な説明変数であると推論できまます。 この論理は国も時代も異なる一流のボクシングに同じような規則が現れる理由を理解させます。 腸腰筋 つまり、「チ...
技術

膝が曲がる理由その二

骨盤の前傾 腸腰筋や内転筋の付着の仕方から、それらが太い場合は骨盤が前傾し大腿骨が内側へ巻き込まれると推察できます。 構造的に、起点となるのは腸腰筋。 腸腰筋が強い⇒内転筋が強い 主にはこの連鎖反応が起こっていると考えられる。 この場合は上...
技術

カネロの足さばきとカウンター

股関節の開閉 1.股関節ロック 2.脛骨で踏む 上の動画は以上が分かりやすいと思います。 極端に言えばX脚が股関節ロック。構造的に大臀筋の筋力を高めます。 上の動画からは井上尚弥とカネロの足さばきの規則性が感じられるずです。 股関節の開閉に...
技術

腸腰筋からろロシアンフックまで

腸腰筋から二軸打法 腸腰筋の構造から、それが太い場合は運動において下のボルトの動作が強調されると考えられます。すなわち股関節の内旋内転筋です。 上のボルトの場面、すなわち股関節の屈曲内旋が起こる時は、構造的に内転筋へ張力が加えられます。 逆...
技術

大腰筋パンチによるガードの無力化

大腰筋パンチと股関節ロック 上の記事の続き。 股関節ロックと大腰筋パンチの関係について考えていきます。 大腰筋右ストレート 下の動画は右ストレートがガードを無力化しています。 パンチで大腰筋の収縮が起こらない場合は、井上尚弥やワイルダー、ク...
技術

股関節の開閉と踏み込み

カネロシステムを考えます。 パワーポジション 股関節の内転内旋で前傾すると、そのエネルギーは左のハムケツへ貯蔵されます。 そのエネルギーを解放して左フック(SSC)。 カネロはX脚気味に脛骨を床へねじ込んでいるのが分かります。腸腰筋と内転筋...