技術

【ロマチェンコ】体格差を克服する ボクシングの醍醐味【デービス】

先週末は面白い試合がありました。二つとも似たような構図の似たような内容と結果の試合。 大きなオーソドックス対小さなサウスポー。小さなサウスポーが大きなオーソドックスを喰う。 普通は体格の大きな選手が勝ちます。生物である以上、大きさは強さです...
よもやま話

選手が前向きに。追うな、追いかけてくる

平仲ジムのコーチに就任して1ヶ月。初めはジムの選手が自分勝手に練習している様子に色々な感情を覚えました。 コーチと選手、会長と選手の信頼関係の希薄さがその一つです。誰一人コーチを信頼していないし、会長の言葉に敬意を払いません。 でも最近変わ...
トレーニング

脱力の感覚を知る 疲れ知らずの体を作る【筋ポンプ作用】

世界トップレベルの選手たちの疲れ知らずの体には毎回驚かされます。ロマチェンコもGGGも36分間延々手を出し続けても疲れることはありません。 当然ながらハードワークが下地となっていることは間違いがありません。しかし今回は「筋ポンプ作用」という...
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よもやま話

マイク・タイソンとデービスの動物的体格

最近育児と仕事で忙しく更新が滞っております。 タイソンの体系って異様ですよね。 何がって、ケツがです。でかすぎる。蜂かよってほどメリハリのある身体をしています。 股関節主導の動き 股関節ファイターは特徴として股関節軸でパンチを打つので、二つ...
よもやま話

ボクシングは喧嘩だ 目で殺せ

ボクシングはスポーツですが根本的には殴り合いの喧嘩です。 喧嘩の心理戦 言い方は悪いですが相手に対して殺意を持たなければ喧嘩はできません。そして殺意はある意味では最高の集中状態です。 弱々しい眼光 平仲ジムで指導中に気になることがあった。そ...
戦略

合理的なカネロ・システム PART2

続きです。 前回はディフェンスルーティンを見ていきました。今回はオフェンスルーティン。 一つの動作に二つの意味があるということを思い出してください。 オフェンスルーティン 倒立振り子ルーティンでディフェンスを担保しながら距離を詰めていくこと...
トレーニング

なんだそれは。ボクシングか?ラジオ体操か? 目標はゲートボール大会か?

先週、選手たちと走り込みを行いました。スタートのペースがあまりにも遅いので、僕がペースメイカーをすることに。 歯を食いしばって、ゲロを吐いてでもついて来るようにと選手全員に伝えていたのですが、結果は散々でした。あまりに酷い内容に僕は怒りを伝...
選手分析

天才の動きってこれ。ファンが見たいのは自由な発想。 ジャロン・エニス

選手を指導するに当たって世界のレベルを知るために徹底的に勉強しているんですが、その中でも特に優れた才能、技術を持っている選手を時々紹介しようと思います。 Salita Promotionsという海外のプロモーターが無料で公開しているチャンネ...
よもやま話

GGG並みの骨盤前傾 バージル・オルティス

普段選手の紹介なんてしませんが、とても気になった選手がいるのでご紹介します。 タイトルにもありますがバージル・オルティスJr (vergil ortiz jr)。boxrecに戦績など詳しい情報があります。 競技人口が多く最も競争が激しいウ...
トレーニング

「決意しろ」 野木丈司の教え

僕が野木さんから教えてもらって、今選手たちに伝えている考え方があります。 今回は勝負と練習における心構えについてお話させていただきます。 決意しろ 野木トレは過酷です。だから選手達は無意識の内に楽をするための戦略を考えています。例えば、「序...
戦略

合理的なカネロ・システム PART1

平仲ジムの選手の長期的な勝率を上げるためにまずはディフェンスの向上を目指します。 現役最高、そして選手の人気が高く説明しやすいアルバレス選手を参考に「カネロ・システム」の全体像を考察していきます。 前提として「倒立振り子ルーティン」という僕...
トレーニング

ウェイトトレとスポーツは動作の原理が根本的に違う

ウェイトトレの弊害について記事にしました。 今回はその話をもう少しだけ深めて、スポーツとウェイトトレは動作の原理、理念自体が根本的に違うことを解説します。 スポーツはエネルギーの源泉をどこに求めるのかを知る。とても大切なことです。結論から言...