選手分析

技術

掴んで動く ロマゴンとデレフヤンチェンコのアングル

掴んで打つというのは日本ではあまり教えない気がしますが、といか世界的に教えてはいないのかもしれませんが、大切な技術です。厳密には禁止なんですけどね、でも暗黙の了解となっています。この間のシャクール・スティーブンソン、カネロvsプラントでも激...
技術

GGG打法の変化とキャリア後期と魔法の拳

GGGの生理的な強さの秘密に関しては運動理論カテゴリーで腸腰筋強化による骨盤前傾のポテンシャルを考察する際に解説しました。 僕がサッカーが好きだった頃に好きだった選手、アリエン・ロッベン。 当時世界最速のサッカー選手と評価されていました。 ...
選手分析

【芸術】マイキー・ガルシアの切れ味抜群なボクシング【作品】

ロマは例えるなら精密機械、訓練されたボクシング。デービスを例えるなら猛獣、野生のボクシング。マイキーは例えるなら芸術です。一つ一つの技術が鋭利に研がれています。 GGG研究の次は大好きなマイキー研究でもしようかな。 マイキーの凄さをまとめて...
スポンサーリンク
技術

固定観念にとらわれるとパッキャオにはなれない

僕は初めてパッキャオを見たときは「めちゃくちゃな打法」そう思いました。バランスはめちゃくちゃ、大振りだし常にオフガード。 ボクシングや武道でタブーとされていることを全て侵しています。 でも今になればわかってきました。パッキャオの動きの中にボ...
選手分析

クロフォード、勝負の嗅覚とサウスポーの姿勢

ポーター選手との試合が決まったみたいですよ。ウェルター級で試合することが多かったので彼らのことはよく知っています。どちらもチャンピオンに相応しい能力を持っています。 クロフォード 両選手の凄いと思った所を挙げていきます。 まずはクロフォード...
選手分析

ヨルデニス・ウガスの前傾姿勢とディフェンスとカウンター

パッキャオに番狂わせをしたウガス選手のディフェンスとカウンターについてお話ししようと思います。結論から言うと、前傾姿勢を基本とし股関節の可動性を生かしたタイトな守り、打ち合いながらの空間作りとカウンター。身体の使い方で言えば井岡チャンプに似...
選手分析

天才の動きってこれ。ファンが見たいのは自由な発想。 ジャロン・エニス

選手を指導するに当たって世界のレベルを知るために徹底的に勉強しているんですが、その中でも特に優れた才能、技術を持っている選手を時々紹介しようと思います。 Salita Promotionsという海外のプロモーターが無料で公開しているチャンネ...
よもやま話

GGG並みの骨盤前傾 バージル・オルティス

普段選手の紹介なんてしませんが、とても気になった選手がいるのでご紹介します。 タイトルにもありますがバージル・オルティスJr (vergil ortiz jr)。boxrecに戦績など詳しい情報があります。 競技人口が多く最も競争が激しいウ...
戦略

ドネアの戦略は一つの完成形

プレッシャーをかけて、相手がたまらず出てきたところをカウンター。合理的でした。 現役だとカネロ・アルバレス選手、ワシル・ロマチェンコ選手がこの戦略を取っていると思います。 アルバレス選手はプレッシャーをかけながらフェイントで相手を下がらせて...
選手分析

跳ねるな、滑れ バックステップについて

YouTubeでドミトリー・ビボル選手について解説してほしいというリクエストがありました。ビボル選手の特徴はスピード、特に前後のステップとハンドスピードですね。 それではビボル選手の動き、今回は特徴でもあるフットワークに注目します。 滑るフ...
戦略

ロマチェンコの戦い方の全体像

最近角海老ジムの高根選手を指導する機会に恵まれました。連敗中ですが根性のある選手なので東京にいる間に少しでも力になってあげたいと思います。 彼はいろいろな選手を参考しています。オリジナルになる前の成長段階です。参考にしている選手を聞いてみる...
運動理論

マイク・タイソンのフィジカル PART 1【ヘッドムーブメント】

この間エキシビションマッチを行ったマイク・タイソン氏(以下タイソン)を考察していきます。多分地球上で最強の50代だと思います。 このシリーズがファイターを目指す方の参考なればと思います。 上の動画で驚いたのはタイソンの体型。臀部の大きさが半...