運動理論

よもやま話

「骨格立ち」による脱力こそが運動を支える幹である

骨格立ちが前提 これまでゴロフキン選手を例に運動における身体の使い方の解説してきました(まだやる)が、その中で筋力ではなく骨格で身体を支えていることが脱力へ繋がる重要な要素であるとお話してきました。ただ、骨格で身体を支えると言ってもイメージ...
運動理論

【骨格】ゴロフキンの強さに迫る PART 4【制止】

前回からの続きです。骨盤前傾とそれに伴う「骨格立ち」と骨格の構造で立つことによる脱力、それに起因した身体背部の身体を推進し、且つ大きな筋力を発揮できる筋と質量の運動への動員がトップアスリートの動きを抽象化したものであると説明してきましたが、...
よもやま話

【母指球?】踵で立ち脚を伸ばすからケツで打てる【踵?】

Twitterのつぶやきの通り、今回は踵で立つということについてお話します。厳密には踵ではなく、足首の数mmか数cm先なんですけどね。骨格なんかでも変わってくるとは思うんですが、僕の場合は感覚的にその辺です。 踵で立つのが自然 何となくこの...
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運動理論

【トップファイターは】ゲンナディ・ゴロフキンの強さに迫る PART 3【なぜ棒立ちになる?】

今回はゴロフキン選手のジャブを例として下半身の使い方を解説します。かなり前置きが長くなりますが、今回はジャブだけでなくボクシングや運動の本質的な部分を記述していこうと思います。 長くなってしまうので先に結論から言うとゴロフキン選手はハムスト...
運動理論

【腸腰筋】ゲンナディ・ゴロフキンの強さに迫る PART 2 【構造的脱力】

ゴロフキン分析パート2です。前回はジャブが当たる理由とフックが強い理由について分析してみました。 今回はゴロフキン選手の骨格からパンチ力の秘密や下半身がスーパーボールのように跳ねる理由について解説してみます。 「パンチを強く打つためのトレー...
運動理論

マイケル・ジョーダンの跳躍から学ぶ身体操作

僕はボクシングに限らず色んなスポーツをすることと見ることが好きです。時々ボクシングに生かせる発見があります。 僕の父親はバスケットボールの国体出場選手だったので、よくバスケットボールの話をしていました。スポーツの駆け引きについても教えてもら...
メンタル

腹式呼吸と胸式呼吸の違いを理解してパフォーマンスを上げる

瞑想がメンタルを鍛える方法の一つだと以前記事にしました。今回の記事は腹式呼吸と胸式呼吸の違いがメンタルに与える影響をお話します。試合やスパーリング、本番で練習の力が出せない人には是非最後まで読んでほしいと思います。 二つの呼吸の違いを知って...
技術

ロマチェンコを封じたセリモフの『チェックフック』

396-1 インターネットで調べてみるとロマチェンコ選手のアマキャリアは396勝1敗(真偽不明)というトンデモない記事が沢山出てきます。これらの記事を信用することにして、唯一負けたと題された試合を見てみました。 相手はアルバート・セリモフ(...
運動理論

『力学的』『生理学的』側面から脱力の重要性を説明してみる

猫の『脱力』が超高度な運動の技術であり、また猫の身体能力の源であるとお話しました。今回は生理学、力学の面から脱力の本質にアプローチしてみます。 まずは脱力が運動の基礎であるという力学的な根拠についてお話します。 脱力を力学から その為にはま...
運動理論

運動の本質 ネコ科の脱力に刮目せよ

僕は猫を家で飼育しています。『リンク』と名付けて愛でています。 僕はリンクから本当に多くのことを学ぶんです。特に身体の使い方ですね。ネコ科や爬虫類は本当にトンデモない体の使い方をしています。 その一つが「脱力」です。必要な筋は最大出力しなが...
運動理論

無駄な重心移動を減らして高速化 パンチ力の強化

今回は陸上のアサファ・パウエル選手のスタートをヒントに僕が考えている重心移動の方法についてです。実はつい先日野木トレーナーにも偶然、「もう一段階上の...」ということで指導されました。 「偶然が重なる」ことがあれば僕は必然だと考えるんですが...
運動理論

一つの悪癖が全身に影響を及ぼす 代償動作

今回の内容は少しだけ前にごとうさんにストレッチを施術してもらったことについての続きです。 ごとうさんにストレッチの施術をしてもらって、ついでに色んな身体の話で盛り上がりました。詳しい内容についてはYouTube用の動画をこれから作るのでお待...