技術

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ナックルが中指ではない証明

ナックルは人差し指のゲンコツ 尺骨と比較した場合の橈骨の太さとそのソケット構造の差から、尺骨ではなく橈骨が衝撃(≒体重)を受け止める構造であると仮定します。 この立場から手の骨格を見ると、ナックル≒中指と仮定した場合は上の仮定と矛盾します。...
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背屈ロックとガード

背屈ロックとガード 正面からガードを見た時の形が「Ⅱ」と「八」となる場合について考えます。 根本的には前鋸筋小胸筋の強さが導いていると考えられますが、手首の形も影響すると考えられます。 背屈した場合に腕に加えられる回転力は上の青矢印。腕の重...
トレーニング

肘が上がる≒脇が開く≒肩甲骨外転

脇が開く≒肘が上がる 「ハードパンチャーは肘が上がっている≒脇が開いている!」 アホ「それは肘を上げている≒脇を開いているからだ(ドヤァ!」 普通の人「何故だろう...」 前鋸筋が強い場合は、構造的に上腕を内旋させようとする力が働く。 従っ...
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技術

左ストレートの打ち方

二軸+肩甲骨平面 肩甲骨平面内での加速が強力になるのは、恐らくは上腕骨と肩甲骨のソケットが噛み合うから、すなわち、大胸筋の収縮力が上腕骨の運動量へ効率的に変換されるからと考えられます。 ブヨブヨとカチカチのトランポリンの違い。肩甲骨外転前傾...
技術

ハイガードのやり方

ハイガード ノーマンのガードは正面から見ると「Ⅱ」になっているのが分かると思います。 また、腕が胸郭の正面へ押し出されて肘が上がっています。つまり、腕が体の側面にベタッと張り付いているのではなく、胸郭の前に浮かされています。 構造的に、下の...
よもやま話

技術論との付き合い方

YouTubeのボクシング解説系を見る時の注意。 帰納法と演繹法 要点が掴みやすいように具体的に説明します。 「強いボクサーの骨格には共通点がある(帰納法)」。 上の主観的な観察が事実であると仮定し、客観的な事実のみで裏付けを行う(演繹法)...
技術

骨盤の斜め回転

上の動画で説明している斜め回転について。 斜め回転 下の画像を見てください。何がすごいのか分かりますか? カネロは骨盤を持ち上げていません。 相手のスミスは190cm近い長身です、カネロが173cmなので、20cmの身長差。 あなたの身長に...
技術

「肩抜き」は弱者の認識

所謂「肩抜き」が弱者の認識であることを主張します。 肩抜きしてる奴いる? 俗にハードパンチャーと呼ばれるボクサーで「肩抜き」しているのいるか? むしろ小さな予備動作から一気に拳が加速しているように見えるが。 ベテルビエフもコバレフもチューも...
技術

脳震盪を起こすパンチを考える

三半規管 三半規管(さんはんきかん)は、内耳にある平衡感覚を司る器官で、3つの半円形の管から構成されています。これらの管は、頭部の回転運動を感知し、体のバランスを保つ役割を担っています。 三半規管は、加速度、特に角加速度(回転加速度)を感知...
トレーニング

カウンターの考え方

カウンターが上手くなる為には、カウンターが"起こる"論理的な構造を考察し、それを処理可能な手続きにまで落とし込む必要があります。 カウンターの構造が分かれば、そこから逆算し「それを習得するにはのどのような練習をすべきか?」と自然かつ詳細に連...
技術

スリップカウンターと振り子歩き

スリップカウンターの前提 腸腰筋が太い⇒頚椎側屈≒ヘッドスリップ⇒胸椎側屈⇒ハムケツ伸張+股関節に乗る⇒エネルギー増加⇒即カウンター 上に載せた動画のようなヘッドスリップにより起こると考えられる合理的な連鎖反応。 一方で腸腰筋が弱い場合は非...
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地面スレスレを滑るように踏み込む

踏み込みは滑るように メイウェザーとバレロが床スレスレを滑るように踏み込むのが分かると思います。 「滑るように」が達成すること 1.股関節優位 2.必要以上の膝関節の干渉の抑制 下の動画で説明しているうに、 骨盤前傾⇒脚が伸びる⇒膝関節非活...