現在の状態を1と仮定。
Lは負け量。どれだけ負けたか。Rは回復量。1に戻すのがどれだけ大変か。
人生は損失ばかり。僕の人生はそう。時々楽しいときがあるけど、基本的には苦しい。毎日悔やんでばかりです。
これを勝手に一般化し
損失機会>利益機会
と仮定します。
ヒトは転げ回ってなんとか立ち上がるのだから、一般化しても問題ないはずです。
いきなりマイク・タイソンや井上尚弥だったボクサーはいませんよね。
つまり、試行錯誤、紆余曲折の結果が彼らなのです。
さて損失発生。
$(1-L)$
仮定より、これを1に戻す努力がRだから
$(1-L)×(1+R)=$1(仮定)
$(1+R)=\dfrac{1}{1-L}$(割り算)
$R=\dfrac{1}{1-L}-1$(移項)
これが損失がLだった場合に元本を1に戻すのに必要なエネルギーRの導出。
30%損失と仮定。
$R=\dfrac{1}{1-0.3}-1$
$R=-\dfrac{1}{0.7}-1$
$R=1.4285…-1$
$0.4285…$
30%失うと元に戻すのに40%以上の努力が必要。
50%と仮定。
$R=\dfrac{1}{1-0.5}-1$
$R=-\dfrac{1}{0.5}-1$
$R=2-1$
$1$
50%失うと元に戻すのに倍の100%の努力が必要。
損失が増えるほど元に戻すのが大変になります。
経験的に知っている人もいると思います。そんな人は損切りが早いです。
ダメだと思ったら即撤退し、次の機会を探すことが効率が良いことを知っているからです。
もう少し直感的に。
100万円が50%減ると50万円。それを50%増やしても75万円。
損切りが遅れると、元本に戻すには倍の100%の努力かめったに起らない偶然が必要になります。
体力的にも統計的にもそんな幸運は起こりそうもありません。だからこそ、さっさと損切りすべきなのです。
損切りの対象はボクシングジム、価値観、人間関係、仕事などなど、ありと汎ゆるもの、こと、人に当てはめられます。
ズルズルと損失を拡大させると再起できなくなる確率が物理的ら数学的に高まります。
仮に上の数式の損失をに80%を仮定してみると、ほぼ終わりです。つまり再起不能。70%、60%でもそうだと思います。
僕の経験では損切りは遅れがちです。あなたもそうだと思います。
損切りの上手さは同じ人間に圧倒的な差を生み出している要因の一つだと思います。
あなたは機械的に人間関係の損切りしていますか?ジムやトレーナーなど、ズルズル損失を拡大させていませんか?再起不能になるかもしれません。
あるいは自分の信念と距離置けていますか?ダメならゴミ箱に捨てられますか?それはあなた自身ではなく、不要なら捨てられる道具です。
信念は一旦損切りしても、また戻ることができます。技術や練習もそうです。
再帰的に学習するなら、損切りを学習の機会にできるはずです。
統計的には、再帰的な関数には変動は味方をしてくれる時があります。その当たりを引くまでガチャを回す必要があります。その為の損切です。オープンマインドです。

前の記事ではボラティリティのない環境では非線形な成長は起こらないと説明した。
損切りしてダウンサイドを限定することが非線形な成長を呼び込ことがあります。

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