当たった瞬間に拳を回転させる(笑)

運動理論
パンチと握り(背屈ロック)
オンライン指導の内容の共有。 サンドバッグ打ちでナックルが当たっていないことやパンチの反動動作、ガード腕の動きから背屈ロックに原因があると推察。 確認すると上の動画で示した「✕」の握りをしていました。 ところで、慣習的に良いこととして行われ...

当たる瞬間に握る、回転させる

生物「ヒト」の統計的な反応速度から演繹して、見出しの行為は不可能。すなわち、そんな技術は存在しない。

スローモーションで動くのならやれるのかもしれない。それをパンチと呼んでいいのかは甚だ疑問だが。

あえてそれに名付けるなら、精々が「パントマイム」。

当たる瞬間に握る、あるいは回転させるという主張を信じて練習しても、あなたが統計的外れ値の人外バケモノでもない限り、それが達成できる確率は0。

そもそもはそれを想像した時点で「おかしい」と気が付かねばならない。

努力云々ではなく、原理上不可能だから。

バカに付き合うのは自殺。

コークスクリューパンチ
コークスクリューパンチ 肩甲骨外転前傾と上腕内旋と大胸筋 肩甲骨の外転と上腕の内旋が構造的に連動していること、また、それが大胸筋の構造を最適化していることについては下の動画を見てください。 胸椎側屈回旋 大腰筋による胸椎の側屈を強調するとそ...

拳を回転させるコークスクリューパンチが強いのではなく、強い奴のパンチは構造的にねじられるだけ。

投擲パンチ

肌を黒くすると足が速くなるのではなく、肌が黒い奴らの中に足が速い奴が多いだけ。

背中の筋肉が強いパンチを打たせるのではなく、強く打てる奴の背中が構造的に盛り上がるだけ。

因果関係を見誤ると問題は積み上がり、よりあなたの目的の達成は遠ざかる。

膝を曲げる、踵を上げる、当たる瞬間に握る、当たる瞬間に腕を回転させる、腰を回す…など。
因果関係を追跡できないと、泥沼に足を取られて一度しかない人生を無駄にすることになる。

根拠不明、及び誤りですらある、主観的な空想を垂れ流す解説チャンネルをマンセーしてる集団を見る度に未来が心配になる。

補足。間違えたことを言うな、ではありません。言いたいことを言える社会は健全です。ただ、聞く人は正しい態度で、つまり批判的な視点でそれを聞くべきです。

「健全且つ妥当」な推論の手続き
論理包含の法則とか眺めていたらふと、思ったことがあって。それは数学的(論理的)に証明が正しいことの定義ってどうなっているのだろうと。この手順を踏んだ場合のみ、前提から導き出した推論は正しいと言っていいって公理があるはずですが、そういえば知ら...
因果関係を見誤ると問題が上積みされていく
YouTubeのコメントで「手打ち打法」と「引っ張り打法」の長濱説についての反論がありましたので、その解答を行おうと思います。 ケツに乗ってドーンでいいよ 以下はYouTubeの反論への回答です。手打ち打法推奨への反論を要約すると「手打ち意...

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Die Hard – ダイ・ハード
この記事を書いた人

第41第東洋太平洋(OPBF)ウェルター級王者
元WBC世界同級34位
元WBO-AP同級3位
元角海老宝石ジム所属

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