

脇が開く≒肘が上がる
「ハードパンチャーは肘が上がっている≒脇が開いている!」
アホ「それは肘を上げている≒脇を開いているからだ(ドヤァ!」
普通の人「何故だろう…」

肩甲骨外転→上腕内旋→脇が開いて肘側上がる
前鋸筋が強い場合は、構造的に上腕を内旋させようとする力が働く。
従って前鋸筋が強いボクサーは普通にしていたら手の甲が前を向く。
この場合は構造的に脇が締まらない。
よって、パンチでも自然に脇が開き肘が浮く。
上腕を限界まで内旋させてみてください。胸郭から上腕が離れていく(≒脇が開く)はずです。
すなわち、ハードパンチャー(≒肩甲骨外転前傾≒前鋸筋が強い)は構造的に脇が開きやすい、かつ肘が上がりやすいと言い換えられます。
肘を上げれば前鋸筋が利きやすくなる可能性はありますが、本質的には、肘が上がる理由は前鋸筋に説明させられますから、肘を上げる意識で間接的に働きかけるよりも、前鋸筋を鍛えることが効率的だと考えられます。
因果関係を追跡することが大切です。
「パンチャーは肘が上がる≒脇が開く」という感想は、僕の娘と大差がない。
4歳児の「お星さまきれーい」と同じレベル。大人はやってはいけない。それに大人が熱狂するのはもっと良くない。
いや、一人でブツブツ言う分に「勝手にやってろ」なんだけどさ。
4歳児と同程度の感想を撒き散らす大人に大人が熱狂するのはやめてほしい。子供が見てるから。
大人は、大人の感想文に対しては、「それってあなたの感想ですよね」と言えてほしい。
「台風は風が強いこと」と子供のように考えていては、いつまでも天気(≒未来≒因果関係)の予測はできません。
台風の原理を気温や寒暖差や気圧差に落とし込んで、それで未来を予測した時に価値が生まれます。
大の大人が「台風は風が強いことだ(ドヤァ」などとしているのは、見ていて痛々しい。
それに大人が熱狂するのはもっと痛々しい。

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