二軸+肩甲骨平面

アブドラ・メイソンの左ストレート
肩甲骨平面内での加速が強力になるのは、恐らくは上腕骨と肩甲骨のソケットが噛み合うから、すなわち、大胸筋の収縮力が上腕骨の運動量へ効率的に変換されるからと考えられます。
ブヨブヨとカチカチのトランポリンの違い。肩甲骨外転前傾ロックがパンチを強化する原理の一つ。肩甲骨が前を向いている方が力が伝えやすいのは、四足歩行動物の骨格を想像すればなんとなく理解できると思います。
また、肩甲骨平面内での加速は二軸を含意します。体幹と腕の運動量の交換の意味でも効率的です。
神が四足歩行動物に二足歩行の投擲を教えようと苦慮した結果だと推察できます。
攻撃⇄守備の自己強化

アブドラ・メイソンの左ストレートその二
メイソンのワンツーは頭が横へズレます。これは腸腰筋が強いことが導く必然だと考えられ、メイソンが瞬時に判断したとか、反復によって手に入れた、などでは断じてないと考えています。
すなわち、攻撃が守備を包含し、さらに、その構造がフルスイングを包含していると考えられます。
意識しなくとも頭が危険を避けてくれる。だから怖くない。思い切り振り切れる。その躊躇と戸惑いの無さが相手にプレッシャーをかけてミスを誘う。
自己強化です。
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