股関節ロック

腸腰筋が強い⇒骨盤前傾⇒股関節ロック⇒斜め推進⇒二軸打法
の連鎖反応が起こると考えられます。おれを真だと仮定した場合は、推移関係より
腸腰筋が強い⇒二軸打法
が成り立ちます。

「腸腰筋が強い」ことは「合理的な打法」を包含していると言えます。すなわち、フィジカルとスキルは不可分です。

サークリング

以上はアリのようなサークリングやカネロの踏み込みを考える足場になります。

腹部が大きく膨らみ、かつ脊椎が湾曲していることから、カネロは腸腰筋が太いと推察できます。

また、腸腰筋内転筋が太い場合は構造的に、上の動画で示したような、奥足が前足に巻き込まれるカネロの踏み込み動作が起こると考えられます。

また、アリのサークリングについても同様の解釈ができます。
※正式な呼び名が不明なので、相手を中心に回り込むような動きを便宜上サークリングと呼びます

アリがサークリングを行うのは、そうしようとしているからと言うよりは、カネロと同様に、腸腰筋内転筋が強いことが起こす必然として解釈するのが妥当だと考えます。

以上が真だと仮定した場合は「腸腰筋内転筋が弱いならばサークリングが起こらない」と言い換えられます。