ジョージ・ベントンのショルダーロール

技術選手分析
ジョージ・ベントンのショルダーロール

ディフェンスが「隠れる」であることが分かりやすいと思います。

基本はこの感情だと思います。「避ける」という具体的な動作ではなく、相手のパンチングレンジから隠れる。

バット振り回す人への本能的な対応を想像してください。

下のお巡りさんの腕の形や奥足股関節への乗り込み。フォアマンやベントンの、そしてメイウェザーのそれ。

すなわち危険なものを遠ざけようとする本能的な動き。

ディフェンスはこの本能的な動きから細部を削ります。

ベントンの技術の習得過程もそうであると推理します。相手のパンチを遠ざけようとして肩が入って(肩甲骨外転)いるわけです。心の流れに逆らわない自然体だから習得が早い。

新たに何かを作るのではなく、神から与えられた能力をそのまま使う、ということ。それが個性。

「隠れる」やり方は人それぞれ。

大袈裟に、しかし全くパンチを受けないメイウェザーがいれば、その一方には、ある程度の被弾は覚悟の上で、肝を据えてカウンターを合わせていくトニーがいる。

「こうあるべき」「こうありたい」という執着を捨て「ありのまま」を受け入れる。

「恐い」のならそれを受け入れる。「恐くない」のならそれを受け入れる。それがフロー。

考えてしまうのなら考えれば良く、考えられないのなら考えなければ良い。

そこに個人の役割がある。

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Die Hard – ダイ・ハード
この記事を書いた人

第41第東洋太平洋(OPBF)ウェルター級王者
元WBC世界同級34位
元WBO-AP同級3位
元角海老宝石ジム所属

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