自己実現的マトリックス
無意識の学習の後で意識的な認識が起こるとする長濱説。フロー、主観、客観に対する僕の仮説が前提となります。
下手になるフィードバックループ
自分には才能がある、と心の底から感じている人はその才能を引き出すことに注力します。
一方で自分には才能がないと感じる人は努力に重きを置き、何かを付け足すことに労力をかけます。
前者は引き算、後者は足し算。ゴールを目指す為の論理に違いが生まれます。天才を自負する前者は主観的な正しさに従い、凡人と自認する後者は客観的な正しさに従い行動を行います。
僕がこのブログで散々語っきたように、客観的な正しさは個人の可能性を閉ざし、また人の真の知性や原動力を失わせてしまうものです。
才能がないという思い込みが、自然体のあなたに何かを付け足すこと要求し、その足し算が無駄を生んで本当に才能を失わせてしまう。自己実現的予言のフィードバックループが起こっているんじゃないかと思っています。
周りにいるマトリックスの住人達の「かっこつけるな」「生意気だ」といった無自覚の同調圧力もあなたを平凡なボクサーへ成り下がらせる大きな要因になってるはずです。マトリックスの住人の同調圧力に従うことは、マトリックスにあなたが取り込まれることを意味します。
質問
「自分にはできない」という始まりの思い込みが後の経路、つまり運命を決定してしまうわけなので、無自覚の思い込みを誘発するマトリックスの同調圧力には注意が必勝です。
井上尚弥を超える才能があなたにはありますか?
主観的にどう”感じ”ますか?
アインシュタインやニュートンに勝る頭脳はありますか?
「いいえ」と感じたのではないでしょうか。
その些細な思い込みがマトリックスへの入口かもしれません。
コメント