目標は欲求、欲求は飢餓感 スローガンは呪い

よもやま話

「目標を掲げろ」「前向きに考えろ」「夢を持て」「平和!平等!基本的人権!」。
この類は呪いの言葉です。唱えれば唱えるだけ、実現は遠ざかります。

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欲求の声に従う

社会の目標

直感(直観)が先行するフローを感じるようになってから、社会が僕たちに要求する既述のようなスローガンは、むしろその実現を妨げているのだと理解するようになりました。

例えば「チームワーク」というスローガン。
これを掲げることがチームワークを乱します。
チームワークをスローガンに掲げた途端にチームの各々が 「自分以外の誰かがやるだろう」とチームに依存してしまうからです。チームワークを実現する為にはチームの誰もそれを意識しないこと、またはそれに依存しないことが求められます。個々が自立して成果を挙げた結果に起る現象としてチームワークは発生します。

平和というスローガンもそうです。争わないことを前提に戦いを放棄すれば、そのスローガンを無視した集団の暴力により平和は奪われます。

共産主義という理念は共産主義を実現しません。

スローガンを掲げるとそれは実現されなくなるのです。

「aならばa」の同語反復、無意味な論理だから。結論を導くには正しい前提とそれを繋ぐ論理が求められます。

「夢を持つ」「目標を掲げる」「前向き思考」は何かしらの前提を元に導き出される結論、つまり現象として生じるもので、それ自体が前提にはなり得ないのです。

夢の為に夢を持つ
夢は大切だから必要
目標は目標だから目標
前向き思考の為の前向き思考

どうしたら夢や目標、前向き思考が手に入るのかという前提は無視され、同語反復的に刷り込まれています。

個人の目標

スローガンは基本的に政治(一部)が市民(大多数)をコントロールする為に掲げられます。
「欲しがりません、勝つまでは」「進め1億火の玉だ」などはは分かりやすいスローガンです。ホロコーストに繋がるナチスドイツ、ロシアのユダヤ人資本家陰謀論は有名なプロパガンダですが、一部は未だに信じています。

とにかく、論理的に話の筋道を追わないと「悪だから悪」みたいな根拠のない詭弁や誤謬に騙された挙げ句、暴力に利用されてしまうわけです。

社会一般に言われる目標は市民をコントロールする為のもの、集団への迎合を促す為のものです。一方で個人の目標は、その社会の同調圧力から逃れる為に必要なものです。
闇雲に目標を掲げてしまえば、政治がスローガンが同調圧力によって大衆をコントロールするように、あなたはあなたの無意味なスローガンに操られてしまいます。

個人の目標や夢の根本にある原動力は欲求です。欲求は飢餓感。やらなければ苦しくなること。
それこそがあなたの目標であり夢であり、あなたそのものです。

客観性を排除し幼少期の原体験から何を楽しいと感じてきたのかを思い出してみてください。そこに人生を駆動するとてつもないポテンシャルが秘められています。

社会のスローガンには気をつけて。社会に溢れるスローガンというノイズがあなたのポテンシャル、潜在能力を奪います。 

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Die Hard – ダイ・ハード
この記事を書いた人

第41第東洋太平洋(OPBF)ウェルター級王者
元WBC世界同級34位
元WBO-AP同級3位
元角海老宝石ジム所属

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