パーリングのやり方

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掌で受けない

手の母指球から小指球の辺り、あるいは掌底で跳ね返してるのが分かりますか。

掌底の硬い所から上腕を当てて軌道を変えています。

「払う」よりはむしろ「当てる≒止める」。

パンチの衝撃による伸張反射などにより、結果的に払っているように見えてしまいますが、「滑っている」と言うのが正確だと考えられます。

彼らのようにすることの最も分かりやすい利点は隙が小さいこと。ミスを減らせます。マイキーがボディージャブを肘で弾いているのが分かりやすいでしょう。

この形は顔面から腹までをカバーできます。
払うようにやると顔面がガラ空きになり、相手のフェイントやコンビネーションに対して脆弱になります。

相手からすると低コスト低リスクで隙を創れますから、技術的には致命的な急所になる可能性があります。

「あ、顔面が空いてる」
と素人でも分かる。

骨格の構造と僕の経験から、前鋸筋小胸筋による肩甲骨ロックができない場合は、そもそも「止める」ことができないので、「止める」と「払う」の差が理解できないと考えれます。

動画であえて「払うではない」と強調しているのは、フィジカルが弱いボクサーは、そもそも払うことしかできない故に、「止める」の意味が理解できないと考えたからです。

既述のように、「払う」は相手のフェイントに対してボクサーを脆弱にします。

前鋸筋小胸筋腸腰筋が弱い場合はカネロやマイキーの技術(≒止める)が理解できないし、獲得ができないと考えられます。

すなわち、主観的には、「止めているつもり」でも、傍から見ると「払っている」可能性があるということです。

当たり前にできる人なら「こいつは何を言ってるんだ?」という程度の話でもあると思います。

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Die Hard – ダイ・ハード
この記事を書いた人

第41第東洋太平洋(OPBF)ウェルター級王者
元WBC世界同級34位
元WBO-AP同級3位
元角海老宝石ジム所属

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