

我が道を行け
長濱拳法の目的は、ボクサーを「正しい生き方」へではなく、「我が生き方」へ導くこと。
ボクサーに要求するのは意地を貫き戦って死ぬこと。
モハメド・アリのように、例え相手が世界最強の権力であろうとも、「俺はベトコンに恨みはねーんだよ」と意地を張れるのがボクサー。
飼い主に媚びへつらい尻尾を振るのは犬。負け犬はいませんか。
上手い下手の前に、これがボクサーに欲求される態度だと考えています。
日常レベルで自分より強い奴に意地を張れない奴が、リング上で誰に意地を張れるのか。
僕がこのブログに与えた名は「ダイ・ハード」。「徹底的に抵抗して死ぬ」という、ボクサーの態度を表現する言葉です。
「他人や金、社会に媚びへつらって、死んだように生きるくらいなら、戦って死ね」という自分への戒めであり、願いです。
どれだけ悩んで我慢しても人は死にます。どうせ死ぬのなら、自分らしく楽しく死ぬべき。

口癖にしてください

他人は所詮は他人
他人はあなたが最も困っている時ほど、簡単に去ります。頼るべき対象ではありません。あなたを助けてくれるのはあなただけ。これは僕が辿り着いた一つの真理です。
また、他人にはできないこと、あるいは他人が怖気づいて逃げることに立ち向かえるのは自分だけかもしれない、と自分に期待することが楽しいこと。
「正しさ」を求めるのは、何処まで行っても他人に期待する行為の域を出ません。
一度しかない人生なのだから、できる限りのことはやる。それで死ぬ(ダイ・ハード)。
それが生きる(死ぬ)こと。
また、そうやって「正しさ」を捨てて、生きることそのものを心から楽しめることは、技術や幸福を引き寄せてきます(ノルアドレナリン)。
失敗して地べたを這いつくばるホームレスに落ちぶれても、そこから這い上がろうとする男もいます。
僕も大阪で家のない時期が数カ月ありました。節約のために公園で寝たこともあります。家庭と家と仕事を同時に失いました。が、乗り越えてしまえば「笑い話」です。
神(社会)は助くるもの助く。
神(社会)が見ているのは、失敗した後のあなたの態度です。「俺なら何とかできる」と思えば神は手を差し伸べてくれます。
逆の態度「誰か何とかして」は見捨てられます。誰がそんな奴を助けてやるか、と僕は思います。きっとみんなそう思います。
困難に対して「もしかしたら、できちゃうかもしれないよ?」って態度は楽しいし、力をくれる。







コメント