大先輩の生き方に学ぶ知性

よもやま話戦略技術
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どうしてヒトは今の形になったのか、ボクシングはどうして今の形になったのか、何故大型の二足歩行の哺乳類はヒトだけなのか、二足歩行とは何なのか、二足で立つとは何なのか、何故子供にはスポーツと手遊びをさせるべきなのか、何故歩きスマホしてしまうのか、ヒトの知性とは何なのか、ヒトはこの先どこへ向かうのか、ヒトが魂と呼ぶものは何なのか、この世界がヒトに与えた役割は何なのか、などなど挙げればきりがないほど、僕のヒトに関する疑問は尽きません。

上の本では、ヒトが二足歩行へ移行し体毛を失い、知能を獲得する過程が生き生きと現実感の伴う描写でされています。

投擲や道具の使用など、ヒトに与えられた能力と習性の原因を追跡すると、そのほとんどが二足歩行へと行き着くのだと分かります。

投擲動作とパンチ
これまでの繰り返しにはなりますが。 怪我の予防 1.肩甲骨外転前傾ロック 2.上腕内旋前腕回内 以下で説明するように、構造的にだとは思いますが、肘は上腕の内旋に連動して勝手に伸ばされます。仕組み上は肘が伸び切る確率が低いので怪我の予防になる...
投擲の延長にパンチ
今回はカウンターを起こす為に要求される条件の話をし、その練習をしました。 一つ目の前提である反発の強い姿勢を作ることでつまずいてこの日は練習が終わりました。 ただ、体を強く動かす原理についての理解は深めてもらえたかなと。 今日やったこと。 ...

初の二足歩行人「おお…遠くまで見渡せるぞ…。不思議とどれだけ歩いても涼しいし疲れない…。木の実でも持って少し遠出してみるか…」

二足歩行はエネルギー効率を劇的に向上させ、「少し遠くまで歩いてみよう」という動機を生みだしました。ヒトが地球上の殆どの場所に生息しているのは、二足歩行により遠くまで歩く能力を獲得したから。それは後の好奇心や勇気、忍耐などど呼ばれる、ヒトが持つ偉大な性質の土台となっただろうことを容易に推理させます。

二足歩行がヒトに未知の理想郷を空想させ、「どこまでも行ってやるぞ」、という不屈の闘志を与えたと捉えると面白いです。

また、知性の捉え方にも一つの示唆を与えてくれました。

ヒトは道具を操ります。チンパンジーやオランウータンにもできるようですが、ヒトと比較するなら雲泥の差があります。

思うに、これがヒトと他の動物との間にある明確な差です。一言で言うなら道具化が知性。

学歴や知能指数の数値にではなく、身近なスマホやお金の使い方にこそ、その人の本質的な知性が現れると言い換えられます。知識や遺伝的な能力、言葉などもそう。

神から与えられた能力を誇るのではなく、それをどう使うのかを誇るべきだということ。

知能指数が低いことを前向きに捉え、それを利用して本を出版し、同じような悩みを抱えている人を勇気づけ、かつ自分の生活を楽にしているのだとすれば、それは賢いこと。

神から与えれた能力はどうすることもできません。だとすれば、考えるべきはそれをどう受け入れて有益に利用するのかです。神はそれを見てくれていると僕は信じます。

他人と比較して劣った気になり自分の人生を悲観する、あるいは得意になり何かした気になる、道具を活用する態度が知性だとするなら、どちらもバカ。

ボクシングが苦手なら、それをどう用いれば自分を有利な立場にできるのか、を考えるべきなのかもしれません。

計算や計画が苦手なことがバカなのではなく、その能力を上手く生かせないことがバカです。それが苦手だからこそ、それが得意な人が躊躇するようなリスクに果敢に挑戦できるかもしれません。

逆に、いくら計算が得意たとしても、「俺は計算が得意だ」と自慢するだけなら、「口だけ」と人から嫌われます。

以上が大先輩から僕が学んだ知性の正体です。

猿から分岐した初期の大先輩の生き方からは学ぶべきことは多いと感じました。

「強くなろう」ではなく「強くあろう」
今回の試合で強く感じました。僕は僕の弱さや葛藤など自分の見たくない部分も含めて愛せるようになっています。 試合までに起こる葛藤こそが僕にとっての財産なのだと感じます。 今回は試合までの過程で発見した心理的な重圧を和らげるマインドを共有します...
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Die Hard – ダイ・ハード
この記事を書いた人

第41第東洋太平洋(OPBF)ウェルター級王者
元WBC世界同級34位
元WBO-AP同級3位
元角海老宝石ジム所属

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