あるがまま感じるがまま

よもやま話初心者向け戦略技術
実戦でのあり方【パラエストラ天満】
パラエストラ天満長濱クラス

パラエストラ天満長濱クラスでは自由な発想で、既存の格闘技界で共有されているか、あるいは長濱クラスでそうされている世界観や価値観を壊し、僕に新たな世界を見せてくれる人を歓迎します。

自由な発想≒試行錯誤の許容
AならばBが結果として返ってくる。CならばDが、FならばGが。試行錯誤をすると、徐々にその空間の構造が認知できるようになります。そうしたら自動推論が合理的な解を導いてきてくれます(フロー)。

なんとなく普段と異なる通学路を通ったら、そこにはそれ依然は知らなかった抜け道があったりします。その試行錯誤を繰り返すと、通学路の地形がなんとなく分かるようになります。すると「ここを通ればもっと近いはずだ」と自動推論が起こり、最短路が導き出されます。

ボクシングも同じです。様々な道を通ってみるから、ボクシングという空間の地形が理解できます。地形を知っているから、目的地までの最短路を導く合理的な解が導けます

実戦もそう。試行錯誤により、相手のシステムの全体像は浮き彫りとなります。

左右に大きく揺さぶってみたり、しゃがんでみたり。すると相手から反応が返ってくる。時々、「あれ?」と感じることがある。それは突破口になります。

「対応力」を追求するトレーニングの価値観
強い自信は自らにプレッシャーをかけてそれを乗り越えることで身につけられるとの長濱説をお話しました。今回は勝負強さと切っても切れない対応力について。 ところで、強い自信をつける方法としてコンビニの定員さんなど出会った美人に「キレイですね」って...

「自分とはこうだ」「〇〇とはこうあるべきだ」と断定できてしまう無知が失わせる可能性です。

「今まではこうしてきた。だからこれからもそうする。」
と過去の自分に執着することも、人を盲目にし、その可能性を見失わせる性質の一例です。

可能性に心を開くこと
今週のパラエストラ天満長濱クラスの様子です。 長濱クラスでは、参加者の皆さんが、各々の異なる理想やスタイルを追求することを歓迎します。 もちろん、レッスン中は僕の技術の習得を目指します。しかし、それを自らの体系に取り込むのかやどのように取り...

上の練習は、それを始める前に様々な練習に取り組み、参加者がボクシングの可能性を認知できるようにしています。

具体的には、所謂「やってはいけない」の反対側にある可能性の認知です。
言い換えるなら「こうあるべき」の反対にある脆弱さを体験してもらうことです。

「ボクシングとは『こうあるべき』を体現することではなく、瞬間瞬間の対応の連続である」ことを認知してもらいます。

敵の戦略を無力化するための対応力
クラウゼヴィッツ兵法には敵の「重心」を攻略する、という考え方があります。重心と言っても力学的な意味ではなく、クラウゼヴィッツ流の定義となっています。 敵を無力化する為の対応力 クラウゼヴィッツの重心 厳密な定義はなくなんとなくの説明でしたが...

以上の論理はボクシングだけに限らずあらゆることに応用できるはずです。

比較と価値の認識
可能性に心を開くことが機会損失を減らし幸運を引き寄せる、という話を別の視点から展開します。 視点となるのは人の認識の原理。 人は比較によって概念を認識します。 1だけでは、それはただの記号でしかありませんが、その後者の2と更にその後者の3を...
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Die Hard – ダイ・ハード
この記事を書いた人

第41第東洋太平洋(OPBF)ウェルター級王者
元WBC世界同級34位
元WBO-AP同級3位
元角海老宝石ジム所属

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