攻防一体の喧嘩殴り

技術運動理論選手分析
マイク・タイソンのボクシングシステム

喧嘩で使うパンチですよね。肩で相手の攻撃を遮りながらフルスイング。もっと言及するなら投擲パンチ。

もっと言うなら本能に根ざした動き。
セルフ1による駆動でありフローであり解脱、超人の心理。

本能は真理を見抜きます。
そうだからこそ、あなたの先祖は過酷な野生を息抜き、地球に保存されました。

今は安全過ぎて危機感が芽生えず本能が眠らされています。ぬるま湯に浸かると、人はバカになり他人の嘘を見抜けなくなります。嘘を見抜けない人は免罪符ビジネスの良いカモ。

閑話休題。

上のマイク・タイソンのパンチの利点は
1.左肩を上げて頭部を隠せる
2.右のハムケツに力をタメられる
が主に挙げられます。

安全圏を保ちながら、一撃を狙えるわけです。本能的にこうなるのは、それがその合理を見抜くから。本能はそれが一番効率が高いと考えているから。

ぱっと思いつくのは、ワイルダーやカシメロ、カネロです。タイソンのような喧嘩殴りを多用します。基本的には大腰筋が強いことが前提になるのではないかとは思いますが、その場合はこの喧嘩殴りの効率が他の戦略よりも高いでしょう。

自分の審美眼を信じて従う
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危機感が足りない
役に立たないもの メキシコやプエルトリコの競合と戦って、良い意味で僕の価値観は破壊されました 形がかっこいいとか、本当にくだらないと思えるようになりましたから。 かっこよさは目的を達成する為の手段でしかないのです。どんなにしなやかで美しかろ...
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投擲の延長にパンチ
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【インナーゲーム】本能と理性 主観と観察者
「フロー」「超人」「貴族」「悟り」「自我同一性」「インナーゲーム」長濱説なら「完全な主観」。僕の中で点在してた概念がネットワークを形成し始めました。全て同じことを言っていいます。 セルフ2(本能)の力を妨害するセルフ1(理性) ガルウェイも...
【凝視】猛獣の狩りとGGG【狩猟本能】
アッパー食らってんのに意識がほとんど途切れてません。パンチ受けた時って脳の情報処理が一気に増えるからなのか、衝撃で処理が止まってしまうからなのか、一瞬意識アプリケーションが停止します。それは自然なことだとは思います。 問題はその後で、意識が...
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Die Hard – ダイ・ハード
この記事を書いた人

第41第東洋太平洋(OPBF)ウェルター級王者
元WBC世界同級34位
元WBO-AP同級3位
元角海老宝石ジム所属

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