自信について。
試合へ向けた葛藤で「自信とは何か」「自信の拠り所となる、己とは何か」について自問自答を繰り返しました。その過程でたどり着いた、心を軽くする長濱説をまき散らします。
世界観 = アイデンティティ
自信を持つには「自分が何者であるか」を知る必要があります。
アイデンティティ = 世界観
「アイデンティティが確立されている」とは「自分の世界観を信じている、心の拠り所としての信念、信仰を持っている」と言い換えられます。自分自身という物質的な存在にではなく、自分の経験によって構築した世界観や信念に価値を感じること。それが自信です。
「自分の世界観(アイデンティティ)」を自認できるようになると、失敗を恐れる心の働きが弱められます。
失敗それ自体が自分の世界を壊すのではないことを自覚するからです。
失敗しても僕の世界はそのまま僕のもので、それまでに築き上げた経験や知識が失われるわけではありません。
むしろ失敗は僕が構築した世界観の欠点を探せる絶好の機会です。
そこで見つけ出した欠点を修整し新たな世界観を構築できたなら、次はもっとうまくやれるはずですから、立ち上がる度に人生の推進力は増していきます。
僕の世界観を創り上げた世界観は失敗したからと言って誰かに奪われることもありません。常に僕の傍にあります。
前向きな世界を創ることができたなら、それはずっとあなたを守り続けてくれるのです。
ところで、自らの世界観ではなく他人の世界を生きているなら、それは自信がないと言え、かなり危険な心理状態です。
欲求と理性の調和が失われて生きることが辛くなります。SNS、家庭、職場で人格が分裂し本当の自分が何者か分からくなっているなら早めに解決しない大変なことになります。
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