受講頂いた皆様ありがとうございました。皆様から頂いたお金は大切に使わせていただきます。
心の開放
受講して頂いた皆様の信念をボクシングによって表現することを助け、また皆様が臨む方法で競技力を向上させられたと自負しています。成長の機会を恵んでくれた神様に感謝します。
ジムは心を開放する場所
僕が最近強く感じるのは、人は自らが強くなれると納得した方法でなければ強くなれないということ。そして自分が好きなやり方で自分を表現することに意味があるということ。
ボクシングジムは心を抑圧するのではなく、開放する場所でなければなりません。
今回のボクシング教室で、受講者から「無自覚の強迫観念から開放された」という感想を頂けたことに大きな喜びを感じます。
抑圧する社会
現代社会において人は利益追求の機械として、また生産物を消費する単位として扱われ、感情を抑圧することを求められます。
現段階の人類文明レベルではそれは必要不可欠なことで、誰かがやらなければなりません。
そんな社会だからこそ、ボクシングジムは抑圧された心を開放できる場所でなければならないし、指導者はその役割を知る必要があると考えています。
僕は幸運に恵まれ、自分の好きなボクシングを仕事にすることを許されています。それは一般的な働き方と比べて心の自由が許された生き方で、だからこそ僕にはそれに報いるだけの義務(のようなもの)が生じます。今回もその義務の一部を果たすことができたと思っています。
大阪東京ボクシング教室を多くの方に受講して頂けたこと、様々な価値観に触れる学びの機会を得られたこと、そして受講者の心を開放するお手伝いができたことを神様に感謝します。
ノブレス・オブリージュ
先進国の豊かさは発展途上国の犠牲の上に成り立ち、僕たちが使う道具は先人達が蓄積した知恵の集積です。自由や平等、安全といった概念とその法的な整備は多くの屍が土台となっています。
さらにその上に現代社会を成り立たせる過酷な労働があってスポーツや芸能などの活動が許されます。
神様は気まぐれに特権を授けますが、特権により得られた能力を独占することは許しません。利益を社会へ還元することを求めています。
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