敵の行動原理を知れ

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戦略

孫氏の兵法シリーズ。

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敵の行動原理を知れ

背後の文脈を読む

「之を蹟(あとづ)けて動静の理を知り」

翻訳すると「相手を追跡して行動原理を知れ」となります。

孫氏の兵法では戦いの前に敵の軍隊の追跡、調査によって敵の弱点が見つけよと説きます。ボクシングなら相手の戦績、戦歴、試合を見ろと言い換えられますね。

例えば対戦相手は試合中どんな状況で強気になるのか、また弱気になるのか。
どんなスタイルと組み合わせたら伸び伸びやるのか、逆に窮屈そうなのはどんなスタイルに対してか。

その背後にある行動原理は何か?
ワンツーを放てる間合なら伸び伸びやっているが、至近距離はダメ。
至近距離のフックの打ち合いでは強いが、離れるとダメとか。
どんな状況で快適そうなのか。空間があるのが快適な選手がいれば空間はない方がいい選手もいる。相手のプレッシャーが緩く、時間と間合がある時に力を発揮する選手、逆に忙しい展開が得意な選手など様々。自分の土俵では強いけど、そこへ持ち込むのは苦手な選手もいますね。
相手の土俵を徹底して避ける戦略を用意し、慣れないことを強います。
慣れないことにはミスが付きもの。その綻びを一気に突き破り破壊するのです。

相手の武器を抽象化する

相手の有利を裏付け、自信を持たせているものは何か。相手の行動原理を探し出しそれを徹底的に潰す。

相手の技術体系、得意パターンから帰納的に行動原理は導き出すことができると僕は考えます。

前傾姿勢を伴う左股関節への荷重(タメ)に起因した強い左フック、ジャブが攻撃の起点になっている。だとすれば、前傾姿勢を封じ込める為の何かをあなたのスキルセットの中から試合用に用意すればよい。新たに作ってもいいですが、元々持っているものをチューニングした方が効率は良いですね。

右股関節への荷重が強く、右の強振から組み立てるタイプなら、守りが手薄にりやすい下から攻撃を組み立て崩していくとか。

タメが強いタイプなら動き回りタメの時間を作らせない、とか。

相手のスタイルの背後にある行動原理を見極め、そこへ心技体の資本を集中投下することができれば、相手の得意な形を封じ込めて勝率を高められます。

眠れなくなるほど面白い 図解 孫子の兵法
紀元前500年頃、孫武が勝負は運ではなく人為によるとし、その勝利の法則を理論化した兵法書。情報分析や見極め、行動の時機やリーダー論等、現代に通じるものとして今も人気が高い。「名言」を図解でわかりやすく紹介する。

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Die Hard – ダイ・ハード
この記事を書いた人

第41第東洋太平洋(OPBF)ウェルター級王者
元WBC世界同級34位
元WBO-AP同級3位
元角海老宝石ジム所属

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