鏡の前で形を整える反復練習で上手くなるのだろうか

トレーニング運動理論
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指数関数的な成長のメカニズム

人は観念に操られてしまう

僕の経験として技術的な跳躍は突如として、それは新たな価値観、世界観を獲得した時に起こります。
「股関節主導」「手打ち」「二軸」「凝視」「ダラダラする」「勝負は心理戦」などなど。
発見した瞬間に僕の世界観は更新され、古い常識は否定されました。

根本的には「運動は『筋力』でやる」のか「『体の使い方』が大切なのか」といった世界観の違いもそうです。
「運動は筋肉だ」という世界観に囚われている間は脱力の重要性に関心が向きません。
力めば出力が上がる筋肉と脱力によってエネルギーの伝達と増幅を行う運動では根底に流れる思想が異なるからです。
筋肉信仰に囚われると「どの筋肉をどうやって鍛えるか?」というトレーニング種目ばかり関心が向かいます。二軸や手打ちのような体の使い方を考える時間が失われます。僕がそうでしたが、それでは思うような技術的は伸びません。

競技力の跳躍が起こるのは運動に適した世界観、価値観を手にした時です。
もっと一般的な言い方をすれば「コツを掴んだ時」。この瞬間に脳が再配線され、新たな世界観が出現し、身体の連動性が別の局面へ移行します。

蒸気機関が開発される以前の人類文明の常識と現代の僕らの常識が全く異なるように、世界観が更新された瞬間に、それ以前の常識は非常識になるわけです。
「股関節主導」「手打ち」「二軸」「自動制御」を発見した瞬間に僕が構築したそれ以前の練習の世界観、常識は覆されました。

反復練習は新たな世界を発見する作業です。
一般的には「意識→無意識」のように意識的な反復練習を繰り返すことで無意識にできるようになる、とされています。
しかし、僕はそうではないと考えています。
「無意識→意識」。
無心で練習することで偶然を引き寄せ、新たな世界をみつけることができます。そして、その瞬間に革命が起こります。

反復練習の意味

僕は既述のような自分自身の競技力の跳躍を何度も感じています。
そして、それは長岡を指導する過程で何度も目撃しています。
正確には二度、長岡は競技力の跳躍が起こりました。

長岡はある一週間の僕との問答の中で二軸打法を完全に誤解していたことに気が付きました。
そしてある日のある瞬間、その誤解が完全に融解した彼の脳内に突如として新たな世界観が出現し、同時に技術的な跳躍が起こしました。
コツコツ伸びたのではなく、文字通り突然の跳躍が起こりました。僕はこの目でそれを目撃しています。

結論。
大切なのは反復回数じゃない。
偶然を引き寄せるマインドセット。

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Die Hard – ダイ・ハード
この記事を書いた人

第41第東洋太平洋(OPBF)ウェルター級王者
元WBC世界同級34位
元WBO-AP同級3位
元角海老宝石ジム所属

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