Youtubeでアウトボクサースタイルの方から接近戦の時はどうやって恐怖を克服したらいいですか?って質問がありました。
多分、接近戦が恐いのではなく、その方は殴られることに抵抗があるのだと思います。
殴られることへ不安や恐怖がある方がどうやってそれを克服するのかについてはまだその明確な答えがなくて、というのも人によってマインドセットのイメージは異なると考え始めているからです。
大枠は同じだとは思うのですが、まだ本質まで到達していない気がするので、思いついてから記事にしていこうと思います。
長濱式アウトボクシング
これまで述べてきたようにマインドセットって大切なんですよ。
それに応じた動きが引き出されるからです。
どんなマインドがアウトボクサーに必要なのかを考えていきます。
対比すると分かりやすいと思うのでファイターと対比してみます。
ファイターは「この野郎死ぬほど殴ってやる」みたいな強気なオラオラ系のマインドが必要だと思いますが、アウトボクサーは相手が嫌がることを執拗にやり続ける嫌がらせネチネチ系のマインドが必要だと思います。
アリとかメイウェザーのように相手を小ばかにしたような雰囲気ですね。
相手をアホな猪だと思って対応します。
「やってやるぞオラァ!」ではなく「さあ、おいで?(ニヤニヤ)」みたいな感じですね。
接近戦はネチネチ系なんでクリンチで相手がイラついているのを喜べいいですよ。
ダルそうに体重をかけたり、接近戦では守りに徹して相手が疲れたら逆襲する。
「疲れたら覚えてろよ?」みたいな感じを相手に伝えてください。
離れたら陽気な感じで速いジャブ飛ばして「どう?」みたいな態度を示して相手のペースを乱していく。
イラついたらり、速いジャブに驚いて甘く入ってきたところをカウンター。
前提として、常に相手の上にたってください。
殴られる時も「まあまあだねぇ」とか「当たってんけど、本気?」みたいな態度で示してください。
当たってても相手は「何かヤバそうだな」って退いてくれます。
弱いマインドに引っ張られると弱い選択をしてしまうので、常に強いマインドを持ってください。
強いマインドは強い態度により引き起こされる情動反応です。
恐くてもパンチを空振りさせたら小ばかにしたようにニヤニヤしてください。
それだけで心に余裕が生まれてきます。人の体はそうやって作られています。
悲しいと思うから泣くんじゃありません。
泣くから悲しくなるんです。
恐いから逃げ出すんじゃありません。
逃げ出すから恐くなるんです。
これは「ジェームズ=ランゲ説」と呼ばれす。
強いオスとしての堂々たる態度がオスの心を呼び覚まします。
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