ウェルター級強すぎない?

選手分析

ウェルター級は層の厚さに由来した競争の激しさから群雄割拠していて、誰が一番強いだろうか?って議論がホントに面白いですよね。
そしてその議論は決着に向かっています。

そしてクロフォードとスペンスの因縁に白黒が付いた後の次世代ウェルター級も面白そうなんで目が離せません。

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全体的なスピード感はクロフォード

クロフォードはスイングも速いですが、相手のパンチへの感度が抜群に高い。

メイウェザーも感度が高いですが、クロフォード程カウンターはしません。
クロフォードはこれでもかってカウンターしてきます。

エニスもクロフォードに負けず劣らずの強いスイングを持つカウンターパンチャーですが、感度って意味ではクロフォードが一枚上手ですね。
エニスは底が見えず、さらに一段上がりそうな雰囲気はありますが、現状はクロフォードの方が距離が遠くタイミングが鋭く見えます。

サイズはあらゆるものをカバーしますし、エニスのクリエイティビティはずば抜けているので、直接戦えばエニスがクロフォードのスピードを克服する確率は低くはないと思いますが、現状、どちらが有利かを聞かれたらクロフォードと答えます。

反応速度、移動性などスポーツで重要視される能力で一段クロフォードが上にいるんじゃないかと思っています。

うーん…クロフォードのシステマティックなボクシングも好きだけど、エニスのかっこいいボクシングも捨てがたい。

オルティスとエニスはどうでしょうかね。
パワーは互角に見えますが手数は圧倒的にオルティス。
ディフェンスはエニス。

エニスがオルティスのディフェンスの隙をついて倒してしまうのも想像できますが、オルティスのパワーと手数に初めて冷静さを崩してアタフタするエニスが見られるかもとは思います。
全KOは伊達ではありませんし、オルティスのパワーと手数に冷静さを保てる人間は想像できない。

どちらも捨てがたいですが、10回やれば7回はエニスが勝つと思います。

スペンスは反応が大げさな所があってタメが長いので、遠い間合いでの戦いは上の選手達と比較して不利になると思います。特にクロフォード。

ただ、スペンスはしつこい。
ガードを上げて断続的に攻めながら削れます。
クロフォードもポーター戦で並外れた体の強さを見せていましたが、スペンスがポーター並みのしつこさで追えたら、クロフォードもタダじゃ済まないんだろうと予想できます。
まあ、あのカウンターを搔い潜りながら追うのは至難の業ですが…

攻防するとクロフォードはカウンターが冴えるので、いっそそれは完全拒否してハイガードでゴリゴリ押し込むっての見てみたいところではあります。

話のまとまりが無くなってしまいましたが、ウェルター級はヤバイ。

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Die Hard – ダイ・ハード
この記事を書いた人

第41第東洋太平洋(OPBF)ウェルター級王者
元WBC世界同級34位
元WBO-AP同級3位
元角海老宝石ジム所属

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