”手打ちだから”強い アルツール・ベテルビエフ

選手分析

ボクシングについてほとんど何も知らない頃、「コンスタンチン・チューは手打ちなのに強い」と言われていたことを思い出します。何もしらなかったから特別な何かをチューが持っているのだと思っていました。
しかし今とななれば「手打ちなのに」は大きな間違いで「手打ち」は「強打」の因果関係であることを理解できます。

「ベテルビエフ」調べれば調べるだけ恐ろしい肩書が並んでいました。

名前がまず強そうで、それに見劣りしない風貌と全戦全勝全KOの戦績、2団体統一王者でロシアのチェチェンにルーツがあるなどなど、、、まるで空想の世界の住人としか思えないボクサーです。

お巡りさん、犯人はこっちです!!!

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ベテルビエフの分析

Kスタンス

一度ベテルビエフについては簡単に解説していますが、好きな選手なので復習します。

Kスタンスです。

股関節に乗って距離を取ろうとするとこうなります。

この姿勢で距離を取りながら相手をロープへ追い詰めると、いっきにギアを上げて突っ込んでいきます。

復習ですが、このスタンスの利点は「奥脚の推進力が高い」「ディフェンスの空間が大きい」「バランスがいい」ことが主に挙げられます。
これは本来自然にそうなるべきスタンスですが、「膝を曲げる」「踵を上げる」などの先入観により失われてしまうものです。
もちろん、このスタンスの長所を強めるために姿勢を強調するこはできますが、本来こうしようとしてこうなるというより、勝手にこうなってしまうものです。

子供たちは一切教えなくてもKスタンスを作れます。

鬼の形相

当然ですがベテルビエフも鬼の形相をしています。

インタビューだとたどたどしい英語で可愛らしい感じがありますが、試合中は絶対に殺意を持っています。

でないとこんな顔できません。

GGGも同じです。
彼らは人の皮をかぶった獣です。
人間の社会で暮らすために巧妙に隠しているだけなんです。騙されないでください。

謙虚な人はこんな顔しません。

手打ち打法

コンスタンチン・チュー並みの手打ち打法の使い手だと思います。
最近ロマチェンコもやっていましたが、空間のない至近距離から一発でダウンを奪う場面を何度も見たことがあります。

腰を回す空間がなくても股関節に乗っていれば、手を強く動かそうとするだけで作用反作用により地面から強い反発をもらえます。

体幹の回転がすくない、空振りで流れない、右のダブル(ロマも左ダブル多用する)を多用して踏み込んでいく、パンチがホーミングするなど僕が考える手打ち打法の特徴が強く表れています。

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Die Hard – ダイ・ハード
この記事を書いた人

第41第東洋太平洋(OPBF)ウェルター級王者
元WBC世界同級34位
元WBO-AP同級3位
元角海老宝石ジム所属

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