フォアフット(つま先)フラット(踵)問題

よもやま話

以下のような質問がありましたので引用します。
フラットかフォアフットかということですね。
つま先が上がって踵で接地することをヒールストライクと呼びます。

これらの分類は「接地の瞬間」におけるもので、ボクシングの「立ち方」の話にヒールストライクを当てはめるのは難しいので、これは初めから省いています。

僕は踵荷重と呼んでいますが、厳密には踵の少し前、脛骨の真下で荷重します。
ここに体重を乗せると母指球、小指球、踵の3点で体を支えられます。

長濱さん

お世話になっております。先日は詳細なご回答いただきありがとうございました。またお礼のお返事遅くなり大変申し訳ございません。

先日の質問の件については私の方でも現在考察中ですので、長濱さんの続きの解説にてまた議論させていただきたく。

閑話休題、本題目の股関節に乗るについて質問です。結論から申し上げると理想的な接地においてはやはり踵は上がるのではないかということです。蹴る瞬間の踵が上がる1フレーム分スピードが上がるからというのが根拠です。

拇子球立ちと踵接地はボクシングに限らず陸上や他のスポーツでも頻繁に議題に上がる話と思います。この折衷案がおそらく陸上短距離で言われるフラット接地(踵をつけている感覚で踵を浮かす)というものかと考えています。

イメージとしては以下の動画のものを想定しています。
①: https://m.youtube.com/watch?v=UEyqevrRUbg
②: https://m.youtube.com/watch?v=TVoftQj-32Y

また長くなり大変恐縮です。以上についてお時間ある際にご意見いただければ幸いです。よろしくお願いいたします。

コメントより
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パンチの荷重

質問されてやってみましたが、直立した時は脛と足首の境目辺りに体重が乗る感じ。

構えてみるとフラットなんですが、やや踵寄りな感じ。
パンチを打つ時も踵寄り。
踵寄りだと脚が一本の棒になり地面反力をダイレクトに骨盤に感じられます。
つま先荷重だと自然と膝が曲がって、それがクッションとしてが地面反力に干渉するから骨盤に伝わる力が弱まる感じがします。

踏み込む動作の時は右足の外側、踵で力を受けてそれが母指球へ流れていく感じ。
踵をあげると、これまた地面反力に膝のクッションが干渉して力が弱まる感じがする。
踏み込みで接地する左足はフラットです。

パンチと走りは少し違うので、全く同じものと混同してはいけませんが、全力疾走してきました。
フラット、脛骨付近で接地し、運動エネルギーを土踏まずのアーチ構造の弾性エネルギーに変換し、そのエネルギーに地面を掴ませて強く弾く感じ。
踵は短く接地し、すぐに離地。

速度がかなり遅い時はヒールストライク気味の方が楽に走れました。

走りの荷重

フラットとフォアフット、ボルトはどうだろうと思って確認しました。
フォアフット(つま先)かと言われると微妙ですが、踵は数cm浮いているように見えます。
足を開きながら足の外側で接地し、踵を着けずに離地。
荷重はくるぶしの辺りだと思います。

他の選手はどうだろうとパウエルを見てみました。
フラットですね。
足の前側で接地し衝撃を吸収したあと、短く踵で地面反力と慣性力を受けてアキレス腱とハムケツを伸張、反発という流れだと思います。

僕は陸上の専門ではないのでなんともいえませんが、この微妙な違いはボルトの脚の長さ、背骨のしなりが影響しているように思います。

脚が長く背骨がしなるから重心が大きく前方向へ移動する、つまり他の選手よりつま先側に重心線がある。
接地が短い短距離では踵に乗る時間が足らない、故にこの接地になるのかなと。

走りの接地、特に骨盤が前傾して背骨がしなり重心の前後動が大きいネグロイドがフラットになるのは必然的なのかな?とは思います。

ボクシングの待機姿勢は踵を浮かせるのか。僕はフラット(踵側の荷重)推奨します。

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Die Hard – ダイ・ハード
この記事を書いた人

第41第東洋太平洋(OPBF)ウェルター級王者
元WBC世界同級34位
元WBO-AP同級3位
元角海老宝石ジム所属

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