フィリピン人て何食って強くなったの?

よもやま話

ごめんなさい陳腐な表現で。
でもさ、何を食ったらあんなに強くなれんの?

ドネアといいパッキャオといい。
パッキャオは42歳、ドネアは38歳。
半人半獣。

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フィリピン人の活躍

フィリピン人は後楽園でも強い。
本当に強い。苦しい状況でも諦めず常に一発を狙っています。
そして、その一発が理不尽なほど強い。

後楽園の理不尽KO

もしかすると世界的にそうなのかもしれませんが、後楽園ホールでしか僕は見たことがないので後楽園ホールに限った話になります。

本当にフィリピン人の試合は理不尽です。
過程もクソもありません。
展開なんて微塵も関係なく一発で突如試合が終わります。

それまで有利に試合を進めていた選手がたった一発で何の前振れもなく突然倒れていたりするんです。
それまでコツコツと積み重ねたものを一瞬で無に帰す。理不尽すぎます。

フィリピン人の性格

知人の数人のフィリピン人を例にとっているので、一纏めにすると怒られるかもしれませんが、フィリピン人はとっても明るいです。
いっつもニコニコ、嫌なことも面倒事も「あーあ嫌だー嫌だー」と言いつつもそんなに嫌そうに見えないし、「ま、いっか」って嫌なことも受け流します。
重く深く考えないというか。
次の日には何事も忘れてそうな雰囲気が漂っています。

いい意味では楽天的、悪い意味では無責任と言えます。

この前向きな性格がワンパンチフィニッシャーが多い所以だと考えています。
ハードパンチは基本的には身体を大きく使うことを求められます。
つまり時間がかかる予備動作とか上半身を開く動作が必要になるということです。
リスクがあります。
普通、反撃してくる相手に対してそんなことはやろうと思っても怖くてできません。
その姿勢でまともにパンチを受ければ、試合どころか命の危険が伴うことは本能的に理解できます。
だから小さく打つんです。

でもパッキャオ、ドネア、カシメロは全くそんなことありません。
使ってない筋肉なんてないんじゃないですかねってくらいには大きく身体を使います。

これができるのはある意味バカでなければならないんです。

打法や筋力だけではワンパンチフィニッシャーにはなれません。
リスクを度外視してリターンを取りに行ける度胸が必要です。
ハードパンチャーが多いのはフィリピンの国柄とでもいいますか、「まあいいや、一発で解決してやる」と決断できるのは楽天的な発想が強く影響していると感じました。

パッキャオもカシメロもドネアも番狂わせでキャリアを加速させました。
これができるのはフィリピンの楽天的な国民性が遠因になっていると感じます。
失敗するリスクを屁とも思わない。

苦境でも楽天的に考えて乗り切ることができる。
フィリピン人の強さはそこなのかなと思った今日この頃。

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Die Hard – ダイ・ハード
この記事を書いた人

第41第東洋太平洋(OPBF)ウェルター級王者
元WBC世界同級34位
元WBO-AP同級3位
元角海老宝石ジム所属

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