投稿が滞ってしまい申し訳ありません。
奇妙な偶然が重なり運命が急発進を始めたため、現在大忙しとなっています。
23歳、ダイエットで開始したボクシング。気が付けば無我夢中で東洋太平洋王者になっていました。
しかし目を怪我して志半ばで引退。これも運命かと受け入れ、
「まあ頑張った。ここで一休みするか」
そう考えていました。
しかし、むしろ運命は加速し始めました。
様々なシナリオが用意されている運命の紆余曲折というのは本当に不思議で面白いものです
僕の終着点は一体どこになるのか、きっと想像もつかない場所だと思うと今からとても楽しみになってきました。
ボクシングによる経験で得られた、流れに逆らわないという人生哲学がとても生かされました。
この世にも奇妙な物語はひとまず第1章が終わった後でお話ししようと思います。
閑話休題、今回はいわゆる体幹トレーニングに関する僕の考えを述べていきます。
毎度ながら長濱説です。
長濱説
これ系のトレーニングです。
よく見ますよね。
果たしてこれにどれほどの効果があるのか?
ということです。
僕の個人的な結論として、「効果?ストレスかけるから何らかはあるんじゃね?でももっと効率的なものやれよ」です。
まずプランクの動作自体を考えてみます。
ボクシングにおいてはプランクのように意識的に身体を固め続けるということは殆どありません。
いや、ないと言ってもいいかも。
僕はむしろふにゃふにゃと身体は使うべきで、力の発揮のイメージと結びついた身体を固めるという癖は弊害を生むだろうとすら考えています。
僕の理論の発想の根幹は股関節主導による骨盤の先行運動、それに伴う全身の筋肉の連鎖収縮です。
そのための脱力、脱力のための骨格立ちです。
そもそも、体幹の強さとは股関節の開閉の強さだと僕は考えていて、だとすればこの”体幹”トレーニングが爆発力や接触の強さを生むような体幹の筋力向上に大きく貢献するとするのには疑問が残ります。
僕が度々取り上げて推奨しているクリーンやスナッチなどのクイックリフトは高速かつ強力な股関節の屈曲伸展能力の向上が期待でき、爆発力を鍛えるのにピッタリです。
仮にプランクがウェイトトレーニングのような筋肥大を狙うトレーニングとして考案されたのなら、強い刺激を与えるために伸ばしたり縮めたり、または重りを使って負荷を上げるべきです。
自重を身体を固めて支えるだけのプランクの負荷では弱すぎます。
「まてまて低負荷でインナーマッスルを鍛えておるんじゃ」という意見もあると思いますが、インナーマッスルは小さな筋肉です。
プランクのように身体を横に倒して重力により負荷をかける場合、てこの腕が長くなるので必然的に姿勢の保持に動員されるのは大きなアウターマッスルでしょう。
商業的な意味合いが強い
じゃあなんでこんなに流行ったのかという僕の考えを述べていきます。
まず一つは手軽さですね。
アブローラーやいわゆる腹筋運動は継続や習得が大変なので、なんとなく腹筋がしたいという人達の購買欲を刺激するのは難しそうです。
「身体を伸ばして耐えるだけ、息も上がらず手軽に腹筋を鍛えられます!」と宣伝すると、その手軽さから何も知らない人たちは飛びつくと思います。
そしてマットやら本やら、アプリやらトレーニング方法やら講演やら何やらが売れるわけです。
次に真新しさ。
今でこそ浸透していますが、プランクが浸透する前なら新鮮で何やら画期的なトレーニングであるような気がします。
”科学的です”とお墨付きを与えて、おしゃれなスポーツウェアを着た人たちが、何やらおしゃれにこなしています。
僕は商業的な意味合いが強いトレーニングだと思っています。
世の中に溢れかえっている本当は要らないものの一つじゃないかとさえ思います。
普通に負荷の弱い腹筋だろ?って。
個人的な意見ですが。
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