経験が伴わない知識じゃ、価値が無い

プライベート
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すみません。タイトルは少し大袈裟に書きました。

僕はボクシングの理論を考えるのがとてもとても好きです。
でも実践するのは苦手です。
数えきれないほど失敗してきました。
今でも毎日繰り返しています。

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失敗ばかり

僕は自分の発見を理論化していくうちに自分の直感が間違っていたなんてことが良くあります。
1年以上間違っていたことだってあります。

でも、失敗って大きな財産になります。
その失敗の理由を知るとめっちゃ伸びるんです。
そのままゴミ箱に捨てるのは本当にもったいない。
失敗した理由の探求って宝探しです。

僕は『あ~失敗した~、次は気をつけよ』って軽くとらえて、同じ失敗を繰り返した時期もありました。
だからこそ、失敗を重く受け止めることができます。

知識は経験と融合してこそ価値を生む

そしてやっぱり理論だけじゃダメなんです。

このブログでお話していることはもしかすると、ボクシングのトレーナーさんやボクシングジムでは聞いたことのない内容もあると思います。
いわゆるボクシングの常識や直感と矛盾しているかもしれません。

そして、注意してほしいことがあります。
僕は失敗ばかりで、間違っていることもあります。
気がついた時はその都度修正していきますが、気がつかないこともあります。

なので、このブログやYouTubeを見てくれている方は、あくまでも盲信せず、考えるきっかけにしてほしいと思っているんです。

そして、ボクシングの常識やジムのトレーナーさんの意見に対して自分の経験と考えによって判断を下してほしいと思っています。

自分で正しいか否かを判断できないのなら、盲目的に間違ったボクシングの慣習に従うのと同義だからです。
失敗が失敗である理由を知ることが大切になります。

知識を実践し得られた体性感覚が重要

そしてあと一つ、自分で考えてボクシングを理論化して、技術や戦略、トレーニングの良し悪しを判断し実践するには体験(感覚)が絶対に必要なんです。

ボクシングにおいて理論は重要ですが、もっと大事なのが「経験(感覚)」です。

実践においては知識だけでは上達することは絶対にありません。
経験とそれによって得られた感覚が重要になります。

例えば「ブレーキ効果」の方法を知ったとしても、それを起こす感覚を覚えていなければパンチ力を上げることはできません。

ディフェンスもそうです。
ボクシングの試合を見ただけでは、芯を外すことを知っているだけでは、パンチは躱せません。

努力の継続

僕はいつも連動の感覚を見失います。
だからこそ、それを見失わない方法を毎日考えています。
感覚を細かく分割し、すべてに固有名詞をつけてみたり、感覚を効率的に養うトレーニングを毎日考えて、あれこれ試しています。

トレーニングの考案→実践→失敗→分析→反省→新たなトレーニングの考案

この思考錯誤の経験にこそ本当の価値があると考えています。
ロケットの飛ばし方なんて知ってるだけでは大した価値を生みません。
そこからロケットを飛ばすまでが本当に大変なんです。

まとめ

苦労して手に入れた経験と知識にこそ真の価値がある。
知識なんていくらでもある。
その知識をどうやって効率的に実践できるようにするか。
試行錯誤の数が差を生む。

以下のイチロー氏のインタビューがyoutubeのおすすめ欄にあって、何んとなく見てみましたが、僕の胸に刺さる言葉が沢山ありました。

『どれだけ頭の中に情報を詰め込んでも肌感覚で持っていないんで、弱いんですよ』

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Die Hard – ダイ・ハード
この記事を書いた人

第41第東洋太平洋(OPBF)ウェルター級王者
元WBC世界同級34位
元WBO-AP同級3位
元角海老宝石ジム所属

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