命題論理

暇つぶしに見て

双対と概念の創造

双対の文脈を読解してみる 再び双対と遭遇。こいつは強敵。 そもそも論として「双対」とはなんぞや、と。 字面は理解できます。が、「その心は?」が理解できません。 何故数学界はコイツを仲間に加えたのか、という疑問です。そこは厳密に存在意義を評価...
暇つぶしに見て

頭の体操

集合Aの部分集合とはすなわちべき集合とその濃度。 二つの要素を持つ集合のべき集合の要素数は A=aがある B=bがある と定義すると要素の組み合わせは四通り (A,¬B)(¬A,B)(¬A,¬B)(A,B) べき集合の任意の要素xについては...
暇つぶしに見て

正しい議論の形式

前件肯定、前件否定、後件肯定、後件否定の自然演繹っどんな感じなのかなあと我流で考えてみました。 前件肯定 ((A→B)∧A)→B(前提)¬((¬A∨B)∧A)∨B(→言い換え)¬(¬A∨B)∨¬A∨B(ド・モルガンの法則)¬(¬A∨B)∨(...
スポンサーリンク
暇つぶしに見て

矛盾の認識

論理的に矛盾する関係(論理)ってどんなのがあるたまろうとふと思って考えて見ました。 矛盾は命題の如何に関わらず恒に偽となる式。例えば A∧¬A=⊥ 上の論理式は命題の真理値にかかわらず恒に偽となる論理式。つまり恒偽式=矛盾=⊥です。 この推...
暇つぶしに見て

無矛盾律と排中律の自然演繹

無矛盾律 無矛盾律(むむじゅんりつ、英: Law of noncontradiction)は、論理学の法則であり、アリストテレスによれば「ある事物について同じ観点でかつ同時に、それを肯定しつつ否定することはできない」こと。Wikipedia...
暇つぶしに見て

背理法などの議論の枠組み

恒真式恒真式(こうしんしき、トートロジー、英: tautology、ギリシャ語のταυτο「同じ」に由来)とは論理学の用語で、「aならば aである (a → a) 」「aである、または、aでない (a ∨ ¬a)」のように、そこに含まれる命...
暇つぶしに見て

含意の結合法則

結合法則は(A∨B)∨C⇔A∨(B∨C)のようなかっこの位置を入れ替えても意味が変わらない法則。含意にも成り立つのか確かめてみます。 含意の結合法則 証明 1.(A→B)→C(仮定)2.¬(¬A∨B)∨C(同値変形)3.A∧¬B∨C(ド・モ...
暇つぶしに見て

含意から三段論法を演繹

三段論法と仮定 証明 下のような論理式「AならばBかつBならばC、ならばAならばCである」(A→B∧B→C)→(A→C)「AならばBかつBならばCかつCであるならば、AならばCである」(A→B∧B→C)∧A→C 大枠の含意(A→B∧B→C)...
暇つぶしに見て

述語論理の全称記号と存在記号

命題論理は一通り終わったので、発展形の述語論理へ進みます。ここから数学っぽくなります。 全称記号と存在記号 定義 全称記号(ぜんしょうきごう、universal quantifier)とは、数理論理学において「全ての」(全称量化)を表す記号...
暇つぶしに見て

排中律の証明

排中律 定義 排中律(はいちゅうりつ、英: Law of excluded middle、仏: Principe du tiers exclu)とは、論理学において、任意の命題 P に対し"P ∨ ¬P"(P であるか、または P でない)...
暇つぶしに見て

後件否定と前件肯定の証明

後件肯定と前件肯定と後件否定と前件否定 前件肯定の証明 1.(A→B)∧A(仮定)2.(A→B),A(∧除去)3.B(→除去)4.((A→B)∧A)→B(→導入) 後件否定の証明 1.A→B,¬B(仮定)2.A(仮定)3.B(→除去)4.B...
暇つぶしに見て

双対とド・モルガンの法則

双対という概念に遭遇しました。これについて考えていきます。 双対とド・モルガンの法則 定義 【双対】命題を論理式として表したとき、論理和 ∨ と論理積 ∧ とをすべて入れ替え、全称記号 ∀ と存在記号 ∃ とをすべて入れ替えたものをもとの論...