スキル

選手分析

【芸術】マイキー・ガルシアの切れ味抜群なボクシング【作品】

ロマは例えるなら精密機械、訓練されたボクシング。デービスを例えるなら猛獣、野生のボクシング。マイキーは例えるなら芸術です。一つ一つの技術が鋭利に研がれています。 GGG研究の次は大好きなマイキー研究でもしようかな。 マイキーの凄さをまとめて...
戦略

戦略ベクトルと戦術ベクトル

さあ、また僕のよもやま話を聞いてもらう時間です。 今回はこの本を読んで感じたことをボクシングの戦略に応用できないかと考える記事です。とりあえず頭に思い浮かんだことをツラツラと書いていきます。 戦略が「ストーリー」というのは僕の考える「勝つた...
戦略

合理的なカネロ・システム PART3

保存したまま忘れてたシリーズを時々やります。途中で疲れて「まあ、いつでもいいやー」ってやらずに放置されたものが100くらいあります… やる気のないときにやると質が落ちてしまうと考えているので話がとびとびになってしまいます。申し訳ありません。...
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よもやま話

ボクシングは喧嘩だ 目で殺せ

ボクシングはスポーツですが根本的には殴り合いの喧嘩です。 喧嘩の心理戦 言い方は悪いですが相手に対して殺意を持たなければ喧嘩はできません。そして殺意はある意味では最高の集中状態です。 弱々しい眼光 平仲ジムで指導中に気になることがあった。そ...
戦略

合理的なカネロ・システム PART1

平仲ジムの選手の長期的な勝率を上げるためにまずはディフェンスの向上を目指します。 現役最高、そして選手の人気が高く説明しやすいアルバレス選手を参考に「カネロ・システム」の全体像を考察していきます。 前提として「倒立振り子ルーティン」という僕...
よもやま話

「加速意識」に関する補足

「加速させる意識」を補足します。加速意識はこの感覚で打つと速くて強いパンチが打てるよってコツに僕が名前をつけたものですね。これまでの解説が分かりにくかったようなのでもっとやりたくなる説明ができるように挑戦してみます。 拳を押し続ける 物体に...
よもやま話

戦略は筋道を立てた計画

「戦略を立てろ」とか「戦略を間違えた」と普通に使われていますよね。 ただ戦略の意味が選手とトレーナーで共有できていないと、なんとなく「戦略」って言いたいだけの雰囲気だけで終わってしまうことがあります。 僕の個人的な感想でしかありませんが、ボ...
戦略

リゴンドウの振り切ったアウトボクシング

カシメロ vs. リゴンドウ カシメロ選手が振り切った一発狙いなら、リゴンドウ選手は振り切ったアウトボクサーです。最近打ち合うこともあるリゴンドウ選手ですが、カシメロ選手を最大限まで警戒したアウトボクシングを選択すると予想します。 リゴンド...
戦略

ロマチェンコの戦い方の全体像

最近角海老ジムの高根選手を指導する機会に恵まれました。連敗中ですが根性のある選手なので東京にいる間に少しでも力になってあげたいと思います。 彼はいろいろな選手を参考しています。オリジナルになる前の成長段階です。参考にしている選手を聞いてみる...
トレーニング

どうしてスポーツが上手くならない?

質なのか、量なのか。僕の結論から言えば両方大切です。しかし間違えた練習であれば、どれだけ量をこなしても意味はありません。むしろ逆効果、スポーツは下手になってしまいます。 今回は練習の質を徹底的に上げなければならない理由と、間違えた練習はむし...
戦略

スピードとパワーの戦略を両立する

スピードとパワーの両立の両立は難しい問題だと以下の記事でお話しています。それは人間の動きには力学と生理学という厳密なルールにより記述されているからです。勿論、トレーニングによってパンチ力とスピードに必要な部分を強化することができますが、強い...
戦略

大胆派ボクサーの戦い方 リスクを最小限に抑えてパニックへ陥れる

慎重派のための戦い方は記事にしていましたが、大胆派の戦い方も記事にしてみようと思います。 大胆の定義が難しいですが、例えば全盛期のマニー・パッキャオ選手やゲンナディ・ゴロフキン選手、ジョンリエル・カシメロ選手のようにな躊躇のない踏み込み、打...