戦略 ナジーム・ハメドのアッパーカット ハメドはボクシングの教材としてとても価値があります。彼の観察から得られるパンチやディフェンス、戦略性への理解は、きっとあなたのボクシングを強化してくれます。 安全安定と言う名の檻 規格化された超安全な檻の中に閉じ込められた動物達はいつも不安... 2024.12.06 戦略技術選手分析
技術 フェルナンド・モンティエルの後ろ歩き 石田会長からモンティエルを勉強すると良いと言われたので、その感想を共有します。 まずはフットワーク。 ボクサーて、ピヨンピョンしているようで、実はピョンピョンしてないよねって話はこのブログでは再三取り上げてきました。 例えば子供にフットワー... 2024.12.05 技術選手分析
技術 レイ・レナードの攻防一体その二 レナードの動作から攻防一体を考えます。 股関節ロック 上に載せた動画は、レナードの脚が内旋内転し、真っ直ぐに床に接地しているのが分かると思います。頑丈な頸骨で体を反発させています。 ただし、内転筋が強い故に必然としてそうなっているのであり、... 2024.12.03 技術運動理論選手分析
未分類 レイ・レナードの攻防一体 上の動画は重要な要素が詰まっています。 まずは攻防一体やパンチの角度の創造。 大腰筋パンチ 脇腹の収縮で頭をずらし、比較的に安全な位置からパンチを打っています。 また、相手の反撃に対しても脊椎の側屈回旋(脇腹の収縮)で対応しています。これで... 2024.11.26 未分類
トレーニング 長濱式アッパーカット パラエストラ天満にて。 左アッパーカット 1.脚を伸ばす 2.脇腹を潰す 3.体を閉じたまま腕のスイング 脚を伸ばす 1は下のようにならないように。 この場合は腕のスイングの力が膝で干渉されます。 緩いトランポリンでボールを投げるのを想像し... 2024.11.10 トレーニング技術運動理論
技術 メイウェザーの左フックカウンター 上のメイウェザーの左フックは「大腰筋によるパンチの距離と角度の創造」と抽象できます。 この視点であれば下の動画の場面も同じパンチだと認識できます。 ポイントは、「体を起こさずに左の脇腹を収縮させたままで殴る」こと。 大腰筋が弱い場合はパンチ... 2024.10.15 技術選手分析
未分類 ディフェンスにおける股関節ロック 股関節ロックは大腰筋パンチや肩甲骨ロックと相互作用し自己強化すると考えます。すなわち攻撃においては、所謂腕力を構造的に導いてくる傾向があるだろうと。 今回はディフェンス。グスマンの股関節は内旋内転でロックされています。取り上げた場面は、それ... 2024.10.12 未分類
技術 ホアン・グスマンの仰け反りディフェンス グスマンが、常人なら転倒するほど仰け反りながらボクシングができるのは、股関節と肩甲骨のロック、腰椎の前弯を保つ筋力が高いからと推理します。 肩甲骨外転で腕を内側へ巻き込むので、一般的な内転位の骨格のボクサーより重心を股関節へ寄せられます。 ... 2024.10.12 技術運動理論選手分析
技術 天才ジェームズ・トニーのショルダーロール トニーのショルダーロール。 僕はメイウェザーのそれより好き。 トニーは肝が据わっているのを感じます。故にメイウェザーの大袈裟さはなく、シャープに感じます。が、打たれます。打たれずに勝つのがボクシングである、という視点でならメイウェザーに軍配... 2024.10.10 技術選手分析
技術 マイキー・ガルシアの攻防一体左フック 上の動画を見てもらえれば分かりやすいと思います。ガルシアのようなカウンターには"脊椎の側屈"が要求されます。 なぜこれを強調しているのかと言えば、ほとんどのボクサーは股関節伸展で脊椎の側屈を代償しているからです。 すなわち、一見すると、ガル... 2024.10.04 技術選手分析
技術 リカルド・ロペス分析その六 リカルド・ロペスのディフェンス。 大腰筋や股関節ロックでパンチを説明してきました。 次はディフェンス。 これを導く実体はパンチと同じものだと考えます。 まずは1番目のアッパーカット。 股関節が折り曲げられ、体が畳まれています。 この形の利点... 2024.10.02 技術選手分析
技術 リカルド・ロペス分析その五 股関節ロックが前提となります。 ロペスは股関節を内旋でロックして動きます。 この場合のワンツーの連鎖反応は 1.股関節が強くロックされる 2.股関節の内旋を保ったままに外転が起こる 3.構造的に脛骨で接地する 4.3硬い骨格で床を踏んだ反力... 2024.10.01 技術運動理論選手分析