ブレーキ効果

技術

リカルド・ロペス分析その五

股関節ロックが前提となります。 ロペスは股関節を内旋でロックして動きます。 この場合のワンツーの連鎖反応は 1.股関節が強くロックされる 2.股関節の内旋を保ったままに外転が起こる 3.構造的に脛骨で接地する 4.3硬い骨格で床を踏んだ反力...
技術

パンチを引くの解釈

「パンチを引く」についての解釈。 「パンチ」を「拳を衝突させること」だと仮定するなら、言葉通りの「パンチを引く」は矛盾します。恐らくはこの場面では別の意味を伝えようとしているはずです。 ここで言う「パンチを引く」は僕がブレーキ効果と定義する...
技術

パンチの力学

パンチの講義。 ここで使用する概念。 運動量は、運動の第2法則において、その時間に対する変化の割合が力と等しい量として導入される。 つまり、運動量 p はニュートンの運動方程式、 を満たす。力 F はベクトル量であり、運動量もまたベクトル量...
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運動理論

ドヘニーの骨格

久しぶりにボクシングの話します。 ドヘニーの骨格について。 才能を定義するなら、長濱説では一つの要素として骨格を挙げます。 あらゆる競技において普遍的に見られる傾向だからです。 その傾向の根本は、腸腰筋と前鋸筋小胸筋が作り出す骨格の構造。ハ...
技術

クリチコのワンツー

力学的な加速 パンチでは脇腹は潰れます。恐らくは大腰筋の収縮。 Dr.スティールハンマーのワンツーが分かりやすい。前へではなく横へ頭が振られていますよね。二軸の推進、かつ脊椎の側屈による軸足荷重は床反力を増大させ、ブレーキ効果を高め腕への運...
技術

投擲ワンツー

投擲動作 ワンツーは投擲動作を応用します。 多いのがピョンと跳ねるワンツー。跳ねて床から離れると反力を受けられず推進力が弱まりますし、また跳ねる動作には膝の反動動作(SSC)が要求され、それが相手へのテレフォンとなります。また、届かないか反...
運動理論

骨格立ちの話

ワイルダーの脚は前に生えています。 足首の角度はこんな感じ。まっすぐ上に伸びていません。 この足首の角度大切です。僕もこの角度で脚が生えてます。 すると恥骨の奥に付着している内転筋群は伸張されます。 この力は股関節を内旋させようとする力に変...
技術

ボクシングのパラダイムシフト「二軸」

長岡とのミット打ちで感じた違和感。推論によってたどり着いた「二軸打者と一軸打者の世界観の違い」という仮説。この世界観の違いがボクシングシステムを根本から覆すだろうという予感。長岡のお陰でよりボクシングが鮮明になり、僕のボクシングを見るフィル...
技術

「キレ」ってなんだ? 答えてみろ!!!

「キレがある or ない」「キレをだせ」「パンチは力じゃない、キレ」。ボクシングに限らずスポーツをやったことがあればこの言葉は聞いたことがあるはず。僕はこう思っていました。「じゃあお前、キレを生む具体的な要素を上げてみろ。曖昧な表現でマウン...
未分類

パンチ力とハンドスピード向上に繋がる手打ちのメカニズム

簡単に手打ちのメカニズムについて解説します。科学的に検証できるわけではないので、全て僕の脳内でのシミュレーション、仮説です。 ブログを熱心に読んでいて僕が直接指導する長岡はこのメカニズムを説明せずとも理解していましたが、飛び飛びでこのブログ...
トレーニング

パーソナルトレーニング受講者の感想

関東からわざわざ僕のパーソナルトレーニングを受けにきてくれた川崎様からの声を掲載します。 長濱さん、本日は本当にありがとうございました。 目から鱗でした。 マジで一生忘れないと思います。※メールの内容。掲載の許可はいただいています 川崎さん...
技術

【手打ち打法】拳をぶん投げる 参考動画 アフマダリエフ

手打ち打法の質問が非常に多い。メカニズムが違う上に直感にも反する論理。ボクシングをしている方にとってはかなり関心の高いテーマなのだと思います。 ロシアンスタイルの選手には特に手打ち打法の特徴が表れていると感じます。しかし全てのロシア人に共通...