ディフェンス

戦略

正統派の王道 vs. 相手の良さを消すスポイラー

井上尚弥 vs フルトン。決まりましか?まだ決まっていない?でも国内外ともにやるって雰囲気なのでその前提でこの試合が楽しめるような話していきます。僕は本当に楽しみです。モンスターはとことんハード路線。生半可な相手は選ばない。最近は尚弥くじの...
戦略

クラウゼヴィッツ兵法 偶然を引き寄せる戦略

クラウゼヴィッツの本にも孫氏と同様に戦い(未来)の不確実性と守りの戦略についての言及がありました。 守りを固める 不確実性を取り込むマインド 戦いは、というか未来は不確実です。からこそ、人の心が大切なのだとクラウゼヴィッツは言います。 天候...
よもやま話

「リズム」「距離感」「ガードを上げる」…etc 全て「反応する」で解決できる

ボクシングを教えていて感じることは僕もそうでしたが、「型」に拘るひとがあまりに多いこと。そして「型」にハマって本当に大切なことが抜け落ちてしまっていること、です。 相手の動きに反応する 「型に拘る」とは意識を心の中に意識を向けることです。た...
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初心者向け

ガードを上げ続けることの弊害

ガードを上げる。もうこれ、当たり前であるかのように、絶対に常に正しいかのように言われていますよね。でも本当にそうなのか。今回はガードを上げ続けようとすることの弊害について考えます。 因果関係を見誤るな マイク・タイソン、マニー・パッキャオ、...
選手分析

シャクール・スティーブンソンの神がかり的なデイフェンス

シャクール・スティーブンソン データ 17勝9KOのFe級とSFe級の2階級チャンピオンで24歳。24歳で17戦で世界とってます。リオの銀メダリスト。30歳で、ならまあ分かりますけどね。この年で成し遂げていることがおかしいですね。 身長は1...
よもやま話

【凝視】猛獣の狩りとGGG【狩猟本能】

アッパー食らってんのに意識がほとんど途切れてません。パンチ受けた時って脳の情報処理が一気に増えるからなのか、衝撃で処理が止まってしまうからなのか、一瞬意識アプリケーションが停止します。それは自然なことだとは思います。 問題はその後で、意識が...
初心者向け

スパーリングの恐さを克服するトレーニング

ボクシングのトレーナーとして始めたばかりの人たちを本気の殴り合いのストレスに慣れさせるのって大きな課題なんですよね。 殴り合いは恐いです。でも克服できます。ただ、かっこつけて「恐がっている事実」から目を背けてしまうと、それは改善されません。...
トレーニング

ゆたぼんデビュー戦 首振りと股関節ディフェンス、睨みと自動システム

試合動画(1週間で消えます) ゆたぼんの試合の応援に行ってきました。JBCの規定(厳密には定められてはいない、雰囲気でだめっぽい)でコーナーには入れないんですが、半年間一緒に練習してきた指導者として試合に同伴しました。 相手の皇瑛君はボクシ...
トレーニング

シャクール・スティーブンソンのディフェンスよ

あきさみよー!!!(Oh my God!!!)でーじ上手い。 沖縄ってけっこう方言しゃべるんですよ。僕は東京に住んでてなんか恥ずかしくなって使わなくしまったんですけどね。久しぶりに使おうとすると思い出せないっていうか。話し方ってリズムがある...
メンタル

デービスの表情とジェスチャーと本能のディフェンス

大分へ2人の選手を送り込みましたが、平仲の連敗を止められず。話を聞いた限りだとやっぱり原因はメンタル、勝負勘なのかなあと。最近は相手のちょっとした不安や弱気を見抜くというか、ここが勝負所と見抜く感性を磨かなければならないと僕は感じているんで...
トレーニング

ケツに乗って、奥でさばく

今回はタイトルにした「ケツに乗りながら奥で捌く」という重要なディフェンスを解説します。ハムケツに乗る(ハムケツで体重をを受ける)感覚を持っていないと真似ても似て非なるものになります。 ケツに乗れなければバランスが悪く危険なだけ、指導者に「後...
選手分析

ヨルデニス・ウガスの前傾姿勢とディフェンスとカウンター

パッキャオに番狂わせをしたウガス選手のディフェンスとカウンターについてお話ししようと思います。結論から言うと、前傾姿勢を基本とし股関節の可動性を生かしたタイトな守り、打ち合いながらの空間作りとカウンター。身体の使い方で言えば井岡チャンプに似...