カネロ・アルバレス

選手分析

GGGのポケットにはカネロ攻略のブループリント

今年の9/17、ついにGGGのビッグドラマショーが完結編します。 一部と二部、番外編のビボルで完璧な伏線は敷かれました。 ゴロフキンはカネロに負けてからスタイルチェンジしています引退試合はカネロへのリベンジと決めていたのでしょう。サイズアッ...
技術

立ち方がかっこいい選手

立ち方の参考になる選手を紹介します。 Kスタンス 一流の選手は微妙に違うだけで理念みたいなものは同じなので、PFPにランキングされる選手は基本的には真似してみるのはいいと思います。 ビボルとエストラーダは少しバランス悪いかなとはかんじますが...
戦略

ビボル vs カネロ ボクシングは自らを実体より大きく見せる心理戦

以下のシーンを翻訳します。 ビボルがスパートしてカネロをロープへねじ込みます。この時ビボルは比較的長めに攻撃し勝利の意思をカネロとレフェリーへ伝えました。カネロはディフェンスでこの意思を完全否定できなかったと感じたのでしょう。「もっと打って...
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戦略

カネロの弱点へ集中砲火とビボルの未体験ゾーン

明日ビッグファイトがありますね。ビボル vs. カネロ。 以下の試合を見て両選手を比較しましたが、最初の印象の通り移動性と連続性に特化したビボルと決定力に特化したカネロ、ロシアンスタイルとメキシカンスタイルという面白い構図になっていると思い...
運動理論

二軸の加速 その3 二軸と一軸のスコープと肩甲骨の動きの違い

以下の記事の続きです。 何故二軸のスコープが必要なのか。何故二軸のスコープだけで体が加速させられるのかを解説します。 二軸の世界観 二軸の軌道 ハードパンチャーが相手を肩の外側で殴っている事実とそれが身体能力を高める理屈は説明しました。 今...
戦略

危険を冒すことで凶悪化したドネアの戦略

戦術の相乗効果 ドネアファンはご存知と思いますが、ドネアはスタイル(戦略)を変えました。全盛期と言われた頃は足を使って敏捷に動き回ってカウンターを奪うロイジョーンズのような躍動感のあるスタイルだったので今のように打たれるってことはほとんどあ...
運動理論

【二軸】『骨盤の斜め回転』と股関節に乗りたがる習性【手打ち】

インスタかツイッターでパンチの時に手打ちと脱力が上手くいっていると(力みなく自然に打てると)骨盤は床に対して斜めに回転するよって話しているんですが、それの補足をします。 平仲ジムでもパンチの時に骨盤は斜めに回転して水平回転はしないと教えてい...
選手分析

【ビボル】移動性 vs 爆発力【カネロ】

スーパーロマ vs スーパーデービスの前哨戦ですね。 ビボルvsカネロ カネロの王者感が半端じゃないですけどね。一応チャレンジャー。ビボルがチャンプ。 ライトヘビー級でコバレフを倒したカネロ。ただ、メディアではタイトなスケジュールがコバレフ...
よもやま話

メキシカンスタイルとボクシングの文化人類学

メキシカンスタイルについて思いを馳せていたら話が脱線していきました。いつものよもやま話です。 文化人類学文化人類学(ぶんかじんるいがく)は、人間の生活様式全体(生活や活動)の具体的なありかたを研究する人類学の一分野である。Wikipedia...
技術

喧嘩殴りの合理性

ボクシングって一応スポーツのカテゴリですけど、かなり原始的な闘争ですよね。なんとなく、本能的に選択してしまう動きって合理的だったりします。以下の動画のパンチも素人の喧嘩なぐりっぽくて見栄えはスタイリッシュではないですが、ディフェンスしながら...
技術

これぞ一流の戦い! カネロ vs プラント

Twitterでは面白くないって声もありましたけど、僕にとってはハイレベルで満足のいく試合でした。お互いに相手の攻撃に対してカウンターを返し合う。1発でパンチの交換が終わらず2回、3回とラリーしてました。 今回は試合を見て特筆すべきことだけ...
よもやま話

二軸感覚

脊椎軸ではなく股関節軸、一軸ではなく二軸。一軸感覚と二軸感覚は動作そのものが違ってきます。 股関節おじさん理論的に、股関節軸と脊椎軸の感覚の違いは位置エネルギーの利用方法、大雑把に言うと片方の股関節に集中させるか両方に分散させるか、という違...