技術

技術

背屈ロックと練習の作り方

手首を背屈させゲンコツの形にするとテノデーシスアクションが起こり手首と肘、肩甲骨がロックされます。 すると慣性と姿勢反射により導かれる胸を開こうとする動きが抑制され、無駄な動作が減るのでクイックなパンチが打てます。また、この場合は大胸筋に力...
技術

頭で頭を動かす

頭で頭を動かす 大腰筋の収縮による動きを脳に認知させる為にあえて体幹での操作をやってみるのはありだと思います。 しかし基本的にディフェンスは、手で手を動かす手打ちのように頭で頭を振ります。体で頭を動かそうとすると動きが不自然になります。 そ...
メンタル

まともじゃ王様は務まらねぇ

男性ホルモン 「所詮はお行儀の良いスポーツ格闘技...」 「まともじゃ王様は務まらねえ...」 あなたが30代の男なら分かってくれるはず。パラダイスキングのかっこよさには憧れましたよね。 今日のパラエストラ天満長濱クラスでは、パラダイスキン...
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メンタル

可能性に心を開くディフェンス

可能性に心開く 「可能性に心を開く」は、僕が苦手なことです。でも、それはこのブログで再三伝えてきたように、非常に大切なことです。それと比較するなら、個々の技術論は無価値です。 可能性に心を開くことは、きっと読者のみなさんも苦手だろうと予想し...
よもやま話

左フックと全体と部分

パンチと攻撃と防御 相手の反撃に対応できることを前提にパンチすると、本能による自動システムはその為の体のバランスを保ちます。 バランスが崩れないのでブレーキ効果による体幹と腕の運動量の交換が効率化し拳の加速度が高まります。「打たせないぞ」と...
よもやま話

踏み込み

脚は腕に追従します。つまり、踏み込みは自動制御されるので意識しません。 日常動作を思い出してください。 あなたは体から少し離れた位置にある物へ手を伸ばしています。あなたは脚の動きを意識しないはずです。脚は勝手に動いて適切な距離の調節を行って...
よもやま話

モハメド・アリの後ろ走り

後ろ走り 上の動画はアリが後ろへ歩いている、あるいは走っているのが分かりやすいと思います。 メイウェザーやウィテカーも頻繁に走って逃げます。 彼らの練習を観察して思うに、走りながらや歩きながら手を動かす練習は重要度が高いのです。 鏡の前で、...
技術

マイク・タイソンのアッパーカット

拳の向き タイソンのアッパーカットの拳の角度に注目してください。体の軸に対して平行に近いのが分かると思います。 アッパーカットを打つ時には指は上を向いているように見えます。 しかし、よくよくその流れの全体を観察すれば、それは体の軸が傾いてい...
技術

マイク・タイソンのアッパーカット

ディフェンス 大腰筋の収縮による脊椎側屈回旋ポジションに解釈を与えます。 ディフェンス。 頭を相手のハンチから遠ざける。 上に表示した赤い部分で打撃した場合、体幹と腕の運動量の効率的な交換(ムチの加速)と肩甲骨平面内での加速が起こるので腕の...
戦略

ナジーム・ハメドのアッパーカット

ハメドはボクシングの教材としてとても価値があります。彼の観察から得られるパンチやディフェンス、戦略性への理解は、きっとあなたのボクシングを強化してくれます。 安全安定と言う名の檻 規格化された超安全な檻の中に閉じ込められた動物達はいつも不安...
技術

フェルナンド・モンティエルの後ろ歩き

石田会長からモンティエルを勉強すると良いと言われたので、その感想を共有します。 まずはフットワーク。 ボクサーて、ピヨンピョンしているようで、実はピョンピョンしてないよねって話はこのブログでは再三取り上げてきました。 例えば子供にフットワー...
技術

レイ・レナードの攻防一体その二

レナードの動作から攻防一体を考えます。 股関節ロック 上に載せた動画は、レナードの脚が内旋内転し、真っ直ぐに床に接地しているのが分かると思います。頑丈な頸骨で体を反発させています。 ただし、内転筋が強い故に必然としてそうなっているのであり、...