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ハードパンチャーの手首の形は「ゲンコツ」 カネロとロシア式を参考に

ゲンコツパンチは二軸かつ前鋸筋が効きやすく、肩甲骨平面で拳を飛ばせます。肩甲骨で衝撃を支えられ、拳の硬い部分が当たるってことで貫通力が高く殺傷能力が高いのですが、反面軌道が大きくなりやすいので、もっと素早くできないかなあって改良を重ねていま...
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ボクシングのパラダイムシフト「二軸」

長岡とのミット打ちで感じた違和感。推論によってたどり着いた「二軸打者と一軸打者の世界観の違い」という仮説。この世界観の違いがボクシングシステムを根本から覆すだろうという予感。長岡のお陰でよりボクシングが鮮明になり、僕のボクシングを見るフィル...
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二軸と一軸のスコープと踏み込みの違いと「横へ動く」信仰

二つの軸のスコープの違いに起因した踏み込みの違いを見ていき、横へ動く信仰の正体へ迫ります。 表層を捉えるな 股関節を支点とした骨盤の回転、一軸的な打者の射程 股関節二つと肩関節を支点とした二軸てきな 打者の射程 赤いものがスコープ。左が一軸...
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二軸打法の射程 二軸打者のスイッチ

二軸打法ではパンチの軸は二つです。右ストレートを例にすると、骨盤を回転させるのは軸脚となる左股関節、そして腕を回転させる肩関節です。 今回はその回転に起因した二軸打法のスコープについて。 二軸と一軸のレンジ 一軸打法でのスコープはこうです。...
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【競技力】二つの軸を支点にした二軸打法【爆上げ】

以下の記事で説明していたことですが、より深めます。何故これを深めるかというと、僕が股関節軸を解説した時に説明するまでもない思っていたことがどうやら当たり前ではないと分かったからです。 この投稿をInstagramで見る 陸長濱(@r.npu...
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ロマゴンのディフェンスに刮目せよ

この試合もロマゴンが顔を隠しているのが分かりやすいと思います。避けるってよりは隠れるが正しいですね。 相手がパンチする前にレンジの外に隠れてしまう。隠れることで相手の攻撃の動機を削ぎ、攻撃そのものを予防する効果も発揮されているのが分かりやす...
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パワージャブ推進メカニズム

インスタにメカニズムについては乗せてありますのでご確認ください。強いジャブを打つ選手で言えばチャーロ兄、GGG、モンスター、マイキー・ガルシア、バージル・オルティスが挙げられますが、パワージャブを打つためのポジション(姿勢)を常にキープして...
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足を前へ向ける…?

骨格立ち 楽に立てること。骨格立ちの注意点を上げます。 その1 足を前へ向けない がに股な僕は複数の指導者から足を前へ向けるように指導されたことがあります。恐らく日本全体に普及している教義だろうと思います。剣道か何か?普遍的に受け入れられて...
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【広背筋】ロシアンフックでの肩甲骨の動き

いわゆるロシアンフックってのはロシア式のフックのことで、海外のメディア等では聞かないので日本の格闘技メディアだけの呼称だと思います。サモアンフックとかブラジリアンキックの類ですね。 今回は簡単に肩甲骨の動きとロシアンフックの関係性について考...
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喧嘩殴りの合理性

ボクシングって一応スポーツのカテゴリですけど、かなり原始的な闘争ですよね。なんとなく、本能的に選択してしまう動きって合理的だったりします。以下の動画のパンチも素人の喧嘩なぐりっぽくて見栄えはスタイリッシュではないですが、ディフェンスしながら...
プライベート

手打ち意識を強調するだけでいい

このTwitterのリンクは手打ちと首振りの練習です。手打ちの意識を強調するのが上手くなればなるほどパンチの切れは増していくのをミットを持ちながら体感しています。 「腰は勝手に回るから意識するな、とにかく拳を腕(手首)で高速で振り出せ」と伝...
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スポーツと凝視

目を開いて相手を凝視するのは当たり前と思っている方もいるかもしれませんが、当たり前ではありません。そして意識的に瞼を上げようとしてもダメなんです。 感情が伴っていないと衝撃などの微妙なストレスで瞬きをしてしまいます。 凝視と自動システム 集...