仰け反りディフェンス
パラエストラ天満長濱クラス
骨盤前傾
この日はみぞおちを潰して大きくのけぞる練習です。
この練習には二つの意味を持たせています。
1.みぞおちを潰すことの意味の認知
2.既知の世界観の外にある自らの可能性の認知
このみぞおちを潰す姿勢はパンチやブロッキングからフットワークまで、全てを強化します。
以下のアリのように、体を大きく仰け反らせられることは、あなたの技術体系を拡張します。
僕のブログを継続して読み、かつその内容を理解し実践している方であれば、ハメドやアリ、グスマン、メイウェザーがみぞおちの潰れた骨格であることと、彼らのボクシングが芸術的かつ破壊的であることの間の相関関係、あるいは因果関係の認識、体感ができているのではないかと思います。
上記のボクサーが仰け反ったままで強く致命的なパンチが打てるように、その為の姿勢が付くれるなら、バランスを崩すことなく彼らのように強く動けます。
ポイントは
1.みぞおちを潰す
2.股関節内旋内転ロック
3.肩甲骨外転前傾ロック
以上は自己強化、自己増殖を起こす論理的構造があると考えられます。また、上記は僕が重要度が高いと評価したものから列挙しています。
1が起こることが、3までの構造的な連鎖反応を起こしている確率が高いと推理しています。
この推理は一流ボクサーやアスリートから観察される骨格的特徴とも整合的です。
技術の自己増殖と筋力の自己強化
以下、全ては繋がっている、物事は自己強化、自己増殖する、の長濱説、 競技力の自己強化 Aが起これば必然的にBが、Bが起これば必然的にCが…と技が自己増殖していく論理があります。 股関節を強く動かせるから競技の練習で股関節が疲労する。すると生...
みぞおちが潰れる→胸椎が後弯→肩甲骨外転かつ腰椎前弯→骨盤前傾→股関節内旋
という連鎖反応が起こっている推理は妥当であろうという結論。
だとすればやることは絞りこまれます。
バカの再生産としての「我慢と反復」の美学
価値と意味の認識 人は比較により価値と意味を認識します。比較は変化と言い変えることもできます。 ユーチューブでは外国人が日本の良さを教えてくれます。それができるのは、彼らが外国という日本と比較させる対象を深く知っているから。 日本人が日本の...
ホアン・グスマンの仰け反りディフェンス
ジョニー・タピアの仰け反りディフェンス
なぜ社会はガラクタで溢れるのか
最近は世の中に溢れる常識について考えることにハマっています。と言うのは、「何故、人の可能性を縛り付ける不毛さが普通に受け入れられているのか」と感じるからです。 認識の中央値=弱者の認識=常識 思うに、「常識」とは弱者の認識です。例えば「基礎...
長濱式ロングフックと社会を埋め尽くす弱者の非合理な認識
今週はパラエストラ天満長濱クラスで肩甲骨ロックによるパンチを練習しました。 筋力を向上させて肩甲骨ロック(意識しない)が自然に強くなると、肩関節の可動性は低下します。 強いゴムが伸張しにくいのと同じです。SSCが強力になる反面、一般的に共有...
みぞおちを潰すディフェンスとオフェンスその二
みぞおちを潰す みぞおちを潰すと胸椎が後弯します。すると、それに連動して肩甲骨が外転前傾します。すなわち硬いガードができます。前鋸筋小胸筋が利くと物理的に硬くなります。 カネロは頚椎を前傾させて首をすくめるような姿勢(=胸椎後弯)を作ります...
みぞおちを潰すディフェンスとオフェンス
長岡の姿勢が上のアリの仰け反りのようになっているのが分かると思います。 ハメドやメイウェザー、カネロのような、と言い換えることもできます。 みぞおちが潰せる場合は、重心が股関節から抜けないのでバランスが崩れません。 重心が高く、股関節に乗ら...
コメント