肩甲骨が前鋸筋小胸筋で強めに外転するようになったら、その中に隠れるイメージでディフェンスしてみてください。
亀が甲羅の中に隠れるように。
背中を覆われている安心感(幼児期の本能的な安心と思われ)がパンチをよく見られるようにしてくれ、反射的なディフェンスを誘発します。
パラエストラ天満で指導しながら、これは強固なディフェンスを導く必要条件の一つだと認識し始めました。
すなわち、肩甲骨を強めに外転でロックできない場合はある水準以上のディフェンスは成立しない、と言い換えられます。
パンチから隠れるディフェンス
パラエストラ天満長濱クラス
下は肩甲骨を外転させて首をすくめているのが分かりやすいと思います。
肩甲骨ロック反射ディフェンス
理論的な。
反復して何かを覚えるよりも長濱式懸垂などで筋力を強化することがディフェンス能力の向上には効率的です。
前鋸筋小胸筋が動かない場合は反射的な動きに差が出ます。つまり、上記の前提を揃えなければ肩甲骨ロックディフェンス以外の練習になります。
長濱式懸垂ver.2
長濱式懸垂のver.2です。といっても鍛える筋力は同じです。 ver.1は負荷が強くて人を選ぶトレーニングですが、ver.2はほとんどの方ができるんじゃないかと思います。 肩甲骨を外転させたまま腕を鉄棒へ押し付けて体を上げ下げします。それだ...
自動システムによるハンズディフェンス
下のインスタの動画を確認してもらえると分かりやすいと思います。前腕で相手のパンチを軌道を変えて滑らたり、拳を当てて軌道を変えたりしていますが、決してこれらは狙っているわけでも、練習したわけでもありません。前鋸筋で腕を支えて自動システム(フロ...
【姿勢反射】自動システムによる重力、慣性力の利用と末端の加速【サイレントピリオド】
インスタに載せましたが、この動画の詳細をまとめていきます。自動システムによる姿勢制御とサイレントピリオド。無心により起動される運動における合理的なシステムがあることを解説していきます。股関節への乗れること、身体外部のエネルギーの利用の重要性...
コメント