バタフライエフェクトって知ってますか。
考えるな感じろ
バタフライエフェクト
バタフライ効果(バタフライこうか、英: butterfly effect)は、力学系の状態にわずかな変化を与えると、そのわずかな変化が無かった場合とは、その後の系の状態が大きく異なってしまうという現象[1]。
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小さな蝶の羽ばたきから始まる連鎖反応が、ある場所で竜巻を起こしてしまう例え話。
株価は、単に偶然の売りが重なっただけなのに、売りが売りを呼ぶパニックが起こり、時に大暴落の引き金となります。
『サラエボ事件』
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この事件をきっかけとしてオーストリア=ハンガリー帝国はセルビア王国に最後通牒を突きつけ、第一次世界大戦の勃発につながった[5]。
この事件はテロリストを乗せたタクシーがたまたま道を間違えたことをきっかけに起こったとも言われています。タクシーの運転手がたまたま道を間違える、という些細なことをきっかけに第一次世界大戦、第二次世界大戦と発展していくわけです。
不安定状態において(世界は常に不安定)は、些細な出来事をきっかけに破滅的な連鎖反応が引き起こされます。
このような、平衡状態から突如として雪崩や地震、核分裂反応などの混沌とした局面へ移行することを相転移と呼びます。
歴史が劇的に変化するのも相転移が起こるからです。
ゆっくり徐々に変化するように感じるのは人の性質ゆえの錯覚なんです。
相互作用の連鎖反応が現象を起こします。これが起こったから、という分かりやすい原因はありません。相互作用ネットワーク上で起こる連鎖反応が本質です。人が想像するような分かりやすい本質はあるようでないのです。
全体を全体として感じる能力=フロー
ボクシングも同じ。
競技力はこの練習をしたから、才能があったから、という人の錯覚に基づいたような因果関係からは成立しません。
哲学が練習を作り、その練習のフィードバックが哲学を再構築します。またそれが何かしらの個人の才能と反応し技術を変化させ、さらに個人の哲学を洗練させ…
という風な複雑なフィードバックループことが起こっいます。
様々な相互作用のフィードバックループが個人の競技力を決めている為、何が重要なのかは予め知ることはできません。
彼女にフラレたことで生活習慣が変わり、これが体内リズムに影響してボクシングのパフォーマンスを変えたのかもしれないんです。
これが冒頭のバタフライエフェクトですね。
考えるな感じろ
これをしたから強くなった、という方法論だけ真似しても通用しません。
全体は全体としてその姿を現しているからで、ただ細部を真似ただけでは全体は再現されません。特に目に見える部分だけ真似したところで効果はないでしょう。
複雑な相互作用の結果は予想不可能です。つまり人の知能では論理を構築することができません。ただ感じることのみできます。
考えるな感じろですね。簡単なのは楽しいって感情に従うこと。
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